[メイン] GM : OP「現地集合」登場:任意

[メイン] GM : 君達はそれぞれの端末から、UGNからの連絡を受けた。
緊急につき詳細な情報は現地で通達されるが、以下の記載があった。

[メイン] GM : ・任務の場所はとあるビルの地下にある違法カジノ
・ドレスコードとしてバニースーツを着用する

[メイン] GM : これを許容したのであれば、至急カジノへと向かってほしい。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そうしてビルへと着いた君達はUGNの指示に従ってビルへと入っていく。
どうやら君達の顔と名前は事前にUGNが通してあるらしく、特に手続きも必要なく進めることが出来た。

[メイン] GM : 通されたそこは専用の個室であった。
とはいえ小さいとは決していえず、10人いてもスペースを取れそうなそこはVIPルームのような立ち位置だろう。

[メイン] GM : 成金趣味の内装に加えてお菓子や飲料が置かれている。
連絡員を待つまで暇を潰せ、という意図なのだろう。

[メイン] GM :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+2[2] > 42

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 40 → 42

[メイン] 雪音クリス : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+5[5] > 42

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 37 → 42

[メイン] アストルフォ : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+6[6] > 45

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 39 → 45

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────UGNの任務として呼ばれた俺達は
金ピカのよくわからねぇ像やら、変な絵画やら、色んなのが
飾られた、高級感漂う黒の一室の、高そうなソファに座りながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : ボサついた黒髪と、緑色の瞳の少年。
─────優一郎は、明らかに不機嫌そうな顔で
それでいて、ほんのりと頬を朱に染めながら、脚を組んでいた。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ま、まぁ、なんだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………今日は、よろしく」

[メイン] 雪音クリス : 「お、おう……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 眉を顰め、腕を組みながら、同席するメンバーに挨拶をする。

[メイン] アストルフォ : 「よっろしくね~!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目のやり場に困っている様子で、特に教養があるというわけでもないが
変なおっさんの描かれた絵画を見て、どうにか気を保ちながら。

[メイン] 雪音クリス : 腕を組み、恥ずかしげな衣装から溢れる肌を隠しながら。耳を赤くした少女は返事をして

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……」
ちらりと、ピンク色の少女……いや、少年の方を向いて。

[メイン] 雪音クリス : 椅子に深く座り込んでいる

[メイン] 百夜 優一郎 : 「お、お前は……この格好、恥ずかしくねぇのか?」

[メイン] アストルフォ : 「え~? 全然恥ずかしくないよ?
 むしろ可愛いしー」

[メイン] 百夜 優一郎 : 一応資料には目を通してあり
クリス、そしてアストルフォの名前や、その他プロフィールは
大体頭の中には入っているのだが。

[メイン] アストルフォ : くるりと回って自分の姿を見せる

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!………ま、まぁ……確かに、お前は似合う、だろうし
 ……そっちのお前……クリスも、似合うっちゃ、似合うだろうが」

[メイン] アストルフォ : バカなのと可愛い恰好が好きなのもあって、こんな格好をなんの遠慮もなく着ているのである

[メイン] 百夜 優一郎 : 腕を組み、さらに眉に力を込め
視線が覚束なくもなりつつ。

[メイン] 雪音クリス : 「やめろ、恥ずかしい…!! これ以上このこっっぱずかな格好に言及してくれるな…!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………くっ!!……緊急性のある任務だって聞いたから!
 俺はこの任務を引き受けたってのに……!
 こんな格好になるだなんて………!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「え、あ、ああっ!それは、悪ィな……!」

[メイン] 百夜 優一郎 : クソっ……!気が散って、仕方ねぇぜ……!

[メイン] 雪音クリス : 「わわ、わかりゃ良いんだ」

[メイン] アストルフォ : 「それは勿体ないよ~。めっちゃ可愛いのに~」

[メイン] 百夜 優一郎 : そう、今回の任務は、任務を受ける者全員……。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────バニースーツを着用するようにと、通達されており。

[メイン] アストルフォ : うりうりと遠慮なく近づいてクリスの姿をじろじろと眺め

[メイン] 百夜 優一郎 : 女の子のような見た目をしているアストルフォはともかくとして
ちゃんと男の子な見た目をしている優一郎も、バニースーツ姿となっている。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……大物だな、お前」
冷や汗を浮かべながら。

[メイン] アストルフォ : 「ん? 何が?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………いや、何でもねぇ、俺はとっとと任務を済ませ
 ……"日常"を守る!……そんだけだ!」
腕を組み、脚を組み替えながら、壁に飾られている
金色の、これまた成金仕様の時計の方を見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「そ、そろそろだ!お前ら、気を引き締めろ!」

[メイン] 雪音クリス : 耳まで赤く染まった少女は頷き

[メイン] アストルフォ : 「へいへーい」
気の抜けた返事を返す

[メイン] GM : 優一郎が言うが早いか扉が開かれる。

[メイン] ”ゼロワン” : 資料を持った、これまたバニー姿をした女性が扉へと入ってくる。

[メイン] 百夜 優一郎 : うっ……!!

[メイン] 百夜 優一郎 : バニースーツによって強調された"ソレ"を見て
頬をまた、朱に染めながら、視線を逸らし。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お、お疲れさんッス」

[メイン] ”ゼロワン” : 三人に手を振り、犬のような笑顔で笑いかけながらも。

[メイン] ”ゼロワン” : 「どーもー!お疲れ様〜!
 みんなここに来てくれて助かったよー!」

[メイン] アストルフォ : 「やっほ~! お疲れ様!」

[メイン] 雪音クリス : …明るいというか、アイツこの格好が恥ずかしく無いのか……!?
大した度胸…なんだ、ろうか?

[メイン] ”ゼロワン” : 「なにせ肝心の情報は通達する暇もなかったからね〜!」
ケラケラと笑いつつ、資料を配っていき。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あ、ああ、緊急らしいからな……
 どんなもんだろうと、"日常"を守るためなら……
 ………ためなら……ああ」
改めて自分の姿を見て、少ししょげながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : サンキュ。と一言添えながら、"ゼロワン"から資料を受け取り、目を通す。

[メイン] アストルフォ : 「どれどれ~」
同じく資料に目を通す

[メイン] ”ゼロワン” : 嫌だとなったらいつでも降りていい、ということは告知した上で。

[メイン] ”ゼロワン” : 「さて、それじゃあ今回の任務なんだけど〜… ここがまずどこかって言ってなかったね?」

[メイン] ”ゼロワン” : 見渡すように辺りを指さし。

[メイン] 雪音クリス : 「…そういや、そうだったな」

[メイン] ”ゼロワン” : 「ここは"ギルド"が経営している裏カジノ
 当然法律上なら違法だけど…まぁ警察さんのお世話にはなってないみたいだねー」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………趣味は、良いとは言えねぇが……
 ……あー……?ここがカジノってんのか……?」
改めを辺りを見渡す。

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎は孤児院育ちのチルドレンであり
こうした施設に関する知識には疎く。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……そして、"ギルド"か……」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────世界中にその名を轟かせる、犯罪集団であり
UGNとしても、厄介な敵対組織として知られている。

[メイン] 雪音クリス : 「…コソコソと聞きはする名前だけど、こんなとこやってやがったのか」

[メイン] アストルフォ : 「ふむふむ…今の世にもそんなところがあるんだね~」

[メイン] ”ゼロワン” : 「そうそう!"ギルド"はビジネス、金稼ぎに特化した組織!そのためなら犯罪だって厭わない、UGNからしたら敵対してる組織だね〜」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ああ……FHと違うのは、レネゲイドを広めるためだとか
 そんなんじゃねぇってのは聞いたことがある」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だからこそ……厄介なんだろうな」

[メイン] アストルフォ : 「純粋にお金稼ぎするだけ…なら、FHより優先度下がりそうだもんね」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「まぁな……UGNは別に、法で人を取り締まる組織じゃねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だが、"ギルド"は金稼ぎのためなりゃ、平気で汚染物資値を広めるからな
 となりゃ、どうあれどUGNの理念には反している」

[メイン] アストルフォ : 「そうだね~…そこが厄介なところだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……それで、"ゼロワン"」
ちらりと、視線をなるべく、目の方へと向け。

[メイン] ”ゼロワン” : 「知ってもらえて話が早いよ〜!
 そう!中でもこのカジノは違法な取引こそあれ、手早く対処しないといけないほどレネゲイド汚染のリスクがある訳じゃなくって〜」

[メイン] ”ゼロワン” : アストルフォ、優一郎の目線に頷き。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ふぅん……?じゃあ……俺達の仕事はなんだ?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「これからこのカジノでオークションがあるみたいなんだよね〜!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 脚を組み替え、顎に手をやりながら、訝しげながら。

[メイン] アストルフォ : 「オークション?」

[メイン] 雪音クリス : 「余興…ってやつか」

[メイン] ”ゼロワン” : 「オークションの内容は、"遺産"の取引
 話によればFHセルに痛手を与えたほどの代物だって!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を少し開き、その単語に反応する。
瞬きを数回した後。

[メイン] ”ゼロワン” : 子犬のような、兎のような笑みは崩してはいないが口は真剣なものへと代わり。

[メイン] アストルフォ : 「それは…!」

[メイン] アストルフォ : 「やばいやつじゃん! そんなのもし変なところに渡ったら…」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……そこまでの代物か、セルを壊滅させられるようなものなんざ
 そいつはもう……核兵器も同然だ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ああ……。と、真剣な表情でアストルフォの言葉に頷く。

[メイン] ”ゼロワン” : うんうんと頷きながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : FHとは、UGNと異なり、レネゲイドの出力量に限りが無い。
そこが戦力的な差であり、セル単位で見れば、壊滅は至難も至難。

[メイン] 雪音クリス : 「…そう簡単に扱う物じゃ、無いと思うんだがな」

[メイン] ”ゼロワン” : 「それがもしFHとかの組織の手に渡れば最悪!
 だから〜それの確保が最優先かな」

[メイン] 百夜 優一郎 : しかし、それを実行し得る"遺産"となれば
FH、或いは他の敵対勢力に渡ってしまえば……。

[メイン] ”ゼロワン” : 「もし確保が難しいようなら…"現場判断"だけどね」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ああ、だからこそ"緊急"なんだな、理解したぜ」

[メイン] ”ゼロワン” : 「まぁね〜、オークションの品として出すような物ではないよ
 爆弾を競りに掛けてるようなものだからね」

[メイン] ”ゼロワン” : クリスにそう返しながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 改めて、アストルフォとクリスといった、任務仲間の顔ぶれを見る。
ここには、イリーガルといった……悪く言ってしまえば
"アルバイト"の姿がない。

[メイン] 百夜 優一郎 : 彼女ら……いや、彼らか……?……まどろっこしい!
二人の受け答えから、それなりの経験を持つエージェントだってことが
チルドレンである優一郎の目には見えた。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ま、"ギルド"ならそういうことをしそうではあるな
 ……"ゼロワン"、一つだけ確認したいことがある」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「このカジノには……"一般層"も紛れ込んでいるのか?」
非オーヴァードの有無によって、UGNの対応は異なる。

[メイン] ”ゼロワン” : うんうん!と質問の主に目を向けて。

[メイン] ”ゼロワン” : 「ううん!オーヴァードを選んでるらしいからその心配はないよ! その方が彼らにとってやり易いのかもね?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なるほどな……情報サンキューな、"ゼロワン"」

[メイン] 百夜 優一郎 : 非オーヴァードがいない、そのためエフェクトの使用に関しては
躊躇の必要が無いことがわかった、がしかし……。

[メイン] アストルフォ : 「へ~! でもそれってめーっちゃ大変だね~」

[メイン] 百夜 優一郎 : オーヴァードが多数、このカジノ内に潜んでいる、ということであれば
どのみち、"派手な動き"というのは慎むべきなのだろう。
もしも、UGNの一派が紛れ込んでいると知られてしまえば、どうなるか?

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ああ」
こくりと、アストルフォに頷く。

[メイン] アストルフォ : 「もし周りみんな敵だったら…うう、想像しただけで怖くなってきちゃった」

[メイン] 雪音クリス : 「……ま、いつも通りに戦闘は最低限に納めるって事だ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……まぁな、俺達はFHじゃねぇ
 不死性があるからっつっても……侵蝕率には限界がある」

[メイン] ”ゼロワン” : 「うん、だから慎重にしてほしいかな〜…君たちの安否もあるからね!」
いざとなったら、と資料には逃走経路も記載してある。

[メイン] 雪音クリス : 推定に過ぎないが、そうそうUGNと殴り合いを始めたがる日陰物はいない
いる場合に備えるのが、仕事でもあるので。やはり火種は厄モノだが…

[メイン] 百夜 優一郎 : 逃走経路をちらりと見て、頷く。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……んじゃ、俺からは以上だぜ」
手をひらひらとさせ、ソファに深く座り。

[メイン] 百夜 優一郎 : テーブルに置かれた、シャレた包み紙に入ったお菓子を
ぽりぽりと食べ始める。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、アストルフォの方を向いて。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……アンタ、身のこなしに反して、案外しっかりしてることが分かった
 この任務は……ぶっちゃけると、俺は得意な方じゃねぇ……」
眉をへし曲げながら、ボリボリと頭を掻き。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あー、なんだ、だから、指揮とかはお願いして、いいか?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎は、戦闘面に特化したチルドレンである。
受ける任務も、荒事が多いため、こうした隠密活動をするといった
ような仕事は、経験としてはあまり多くない。

[メイン] アストルフォ : 「えっ、いいの?」
口をまん丸に開けて

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ああ、俺はそういうガラでもねぇしな」

[メイン] アストルフォ : 「やった~! 指揮なんて任せてもらったことないから嬉しい!」
などと不穏なことを言いつつ

[メイン] アストルフォ : 「まっかせてよ! バリバリ指揮しちゃうからね!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ………。
少し不安になってきたような気もしてきたが……。

[メイン] 雪音クリス : 「………まあ、大丈夫、だよな?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あ、あー、アンタからも、色々学ばせてもらう
 なんだ、だから……改めて、よろしくな」
クリスの方も向いて、席を立ち上がる。

[メイン] ”ゼロワン” : 三人の様子を見て、うんうん!と頷きながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「何かあったら連絡してね!それと〜!ここは使って貰っていいからね〜!」

[メイン] 雪音クリス : 「おう、よろしく」

[メイン] ”ゼロワン” : と手をヒラヒラとさせて扉から去った。
連絡終了の意味だろう。

[メイン] アストルフォ : 「わかったよ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : うっす!と"ゼロワン"に返事をしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……んじゃ、リーダー、頼むぜ」
気合を入れるように、首をコキコキと鳴らしながら。
真剣な表情となる、バニー姿の少年。

[メイン] 百夜 優一郎 : 出入り口の前へと立ち、ふぅ……と、一呼吸。

[メイン] アストルフォ : 「おうよ! そんじゃいっちょその”遺産”、手に入れますか!」

[メイン] 雪音クリス : 「うっし……気合入れて行くか!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────そうして、三匹の兎は、眩しい光に包まれた会場へと、足を踏み出すのであった。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : middle『チッ』 登場:任意

[メイン] 百夜 優一郎 : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+1[1] > 43

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 42 → 43

[メイン] 雪音クリス : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+2[2] > 44

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 42 → 44

[メイン] アストルフォ : 45+1d10 登場/リザレクト (45+1D10) > 45+4[4] > 49

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 45 → 49

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────裏カジノと呼ぶには、そこは想像以上に豪勢な場所であった。

[メイン] 百夜 優一郎 : 黒のタキシード姿のオーヴァード達が、談笑しながら
目が回るような額の金で賭博行為を行い、娯楽として楽しむ光景が
広がっており……その中に、優一郎達は……。

[メイン] 百夜 優一郎 : 他にも多く目に入るような、バニースーツのサーバー達に紛れながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………チッ!」
すっごい嫌そうな顔で、大きな舌打ち。
手には、客に渡すためのウェルカムドリンクを乗せたプレートが。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……おいリーダー……!確かによぉ……この会場なら
 客も多いしよォ、情報を得るには一番なんだろうけどよ……」
ひそひそ声で。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………クリスやリーダーはともかくとして
 俺は、こう……色々と、浮いちまうだろ……!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 羞恥に呑まれ、頬を朱に染めていた。
すっごい悔しそうな顔もしていた。

[メイン] アストルフォ : 「え~~? そんなことないって~」

[メイン] アストルフォ : 「優くんも凄い似合ってるじゃん! 可愛いよ~!」
心からの賛辞でそう言う

[メイン] 雪音クリス : 「…変装のクオリティの心配だけならしなくて良いぞ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「っっっ……!!!」
アストルフォの言葉に、唇を嚙みながら、なんとも言えない表情で。

[メイン] 雪音クリス : ある程度、羞恥心へ配慮したオブラートを使いつつ
クリスは、耳を気にしていた

[メイン] アストルフォ : 「それにほら! お客さんからの熱い視線も飛んでるしね!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……に、似合うだとか、そんなんじゃ……!
 つ、つか!可愛いとか、やめろよな……!?俺は、男だし……!
 そ、それに、可愛いっつーなら二人の方が………あ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 熱い視線、という言葉に、ちらりと……視線を、客の方へと向けると。

[メイン] GM : ニヤニヤと優一郎にみだらな目線を向ける人がしばしば。
中には────

[メイン] GM : 「うん?わざわざ持ってきてくれるなんて有難いね
 …おや、もしかすれば君も商品かな?」

[メイン] GM : 下卑た目つきでそう優一郎へと目をやる。

[メイン] 百夜 優一郎 : っっ………!!う、うぅぅぅっ……!!
く、くそおっ……!!ここが戦場なら、ぶった斬っているっつーのに……!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 歯を食いしばりながら、悔しそうな顔を浮かべ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ち、ちげーし!俺は非売品だ!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……フン!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 声をかけた客のテーブルへと、ウェルカムドリンクを乱暴に置き。

[メイン] GM : 「くく、そうかそうか!
 それにそれにどうやら君…いや、君達はどれも整った顔つきだな?」
と、近くにいたクリスやアストルフォに手を伸ばそうとすると────

[メイン] アストルフォ : 「お触りはダーメ! ルールを守って楽しもうね」
その手をパシンと跳ねのけて

[メイン] アストルフォ : 「あ、でも褒めてくれてありがと~! 見るだけなら別にいいよ」

[メイン] 雪音クリス : 一瞬、顔を青ざめさせ。一歩下がり…

[メイン] 雪音クリス : 「…酔ってるのか? 悪い冗談だと思っておくよ」

[メイン] GM : アストルフォに「ヒヒッ、手厳しい」と笑いながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「っ………!!……そ、そいつらも、駄目だ!」
任務仲間ということもあり、仲間意識の強い優一郎は
二人を庇うように、その前に立ち。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……な、なぁ!そ、それよりも……あー……な、なんだ」
煽ることのできない相手に対する交渉というのは
どうも、優一郎の得意分野でも無く。

[メイン] 百夜 優一郎 : この客に、このカジノに纏わる情報や、出品される目玉
そして、足を踏み入れる客達について聞こうとするも上手く言葉が出ず。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………」
頬を染め、悔しそうな顔でチラ、チラ!とアストルフォの方を見ながら。

[メイン] アストルフォ : その様子をポカーンとしばらく眺めていたが

[メイン] アストルフォ : 💡

[メイン] 雪音クリス : アストルフォに対し、視線でこの場での対処を求め、自身は密かに端末を手に取る

[メイン] アストルフォ : 「そういう時はね~、こうすればいいんだよ?」
と小声で話すと

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!」

[メイン] アストルフォ : 「お客さん、お客さん。何か”いいこと”知ってたりしなーい?
 教えてくれたら、ボクたちちょーっとぐらい要望聞いちゃうかもしれないよ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : なっ……!?と言わんばかりの顔で、アストルフォと客を見ながら。

[メイン] GM : 「ほほう!」

[メイン] GM : 蓄えた白い髭を自慢するように触りながら。

[メイン] 雪音クリス : 真顔で暫し空を見た後

[メイン] 雪音クリス : 「お、おい…!?」

[メイン] GM : 「まぁないでもないが…安くはないぞ?」

[メイン] GM : ニヤリと笑い。

[メイン] アストルフォ : 「ふふーん? その取引、乗った!」

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ : ・オークションに出品される"遺産"について
情報:色仕掛け?

[メイン] アストルフォ : やっぱ交渉判定にしていーい?

[メイン] GM : 交渉でもいいよ

[メイン] GM : ああ。

[メイン] アストルフォ : うわ!

[メイン] GM : 言うの忘れてた🌈
難易度8

[メイン] アストルフォ : 🌈
わかった!

[メイン] アストルフォ : (3+0)dx+1>=8 【社会】 (3DX10+1>=8) > 10[2,8,10]+3[3]+1 > 14 > 成功

[メイン] GM :

[メイン] GM : ・オークションに出品される"遺産"について
 遺産”ニーベルングの指輪”の一つ。別名”ボーパルバニー”。
 契約者に大量の金を与える遺産。代償として契約者には不幸が与えられる。
 不幸の内容は「不幸にも自らが殺人を犯してしまう」という一種の呪いのようなものが与えられる。
 セルの崩壊を招いたのもこの”不幸”が原因である。一人のFHエージェントが契約したことにより「運が悪かったからこうなった」が連続して積み重なり、結果として誰一人残らず災禍に巻き込まれた。

 オークションは現在進行中である。好きな時に好きな額追加することの出来る形式であり、今夜中にケリが付くとの見通しだ。
 なお現在オークションのトップを走っているのは一人のFHエージェントである。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「…ということなんだよ」

[メイン] GM : 物知り顔で客は語りかけた。

[メイン] アストルフォ : 「ふむふむ…なるほどねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……すげぇなリーダー。
こんな状況とは言え……汗の一つも流さず、自然体で
すげぇ重要な情報を聞き出しやがった。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……それに比べなんだ俺は、恥だとか、プライドだとか
そんなのに拘って、結局何も仕事できてねぇじゃねぇか。

[メイン] GM : すっかりアストルフォに乗せられてしまっており、ペラペラと喋っていたが。

[メイン] 百夜 優一郎 : ………にしても、不幸を呼ぶ指輪……か。

[メイン] アストルフォ : 重要な情報だというのに、自然体でその情報を受け止める
……いや、馬鹿だから理解に時間がかかっているだけか

[メイン] 百夜 優一郎 : 確かに、"不幸"によってセルが壊滅したとなりゃ
この世界では、納得いく理屈の一つだな。

[メイン] GM : 話し終えたあとハッと口を抑える。
初対面には話すべきでは無い情報も混じっていたのだろう。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして……そいつを求めているのが、FHエージェント、か。

[メイン] アストルフォ : 「いや~、お客さん物知りだね。すごいや!」

[メイン] GM : 「あー…コホン!君、このことは内密にな…
 ! ハハッ、そうだろう!それでお礼というのは…?」

[メイン] アストルフォ : 「もちろん、誰にも言わないよ!」
「お礼はね~、どうしよっかなぁ」

[メイン] GM : アストルフォの言葉に照れたように顔を染めながらも、シーッと指を1本立てて。

[メイン] アストルフォ : 「じゃあじゃあ!一緒に写真でも撮る? できる限り要望は聞くよ~」

[メイン] GM : 「!!!!!!!」

[メイン] GM : 「むほほ!それならよろしくお願いするすがねェ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「お、おいおい、いいのかよリーダー……!?……い、いや、でも
 そうだな……礼は、必要だろうしな……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎は、アストルフォばかり負担を背負っていて
なんだか、何もできていない自分に腹が立ってきて。

[メイン] GM : 興奮気味でスマホを取り出す。
興奮のあまり声が上ずっているのが見て取れる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 一歩踏み出し、男へと寄り。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お、おい!俺からも一つ……聞きたいことがある
 ………も、もちろん、チェキの礼付きだ!」
眉に力を込めながら、アストルフォにばかり、悪意……とも言えない
何かしらの感情を集中させないように、仲間を守るために。

[メイン] GM : 「!!!!!!!!!!!」

[メイン] GM : 「嬉しいだろ嬉しいだろ嬉しいだろ嬉しいだろ嬉しいだろ嬉しいだろ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ぐっ…………!!!!

[メイン] 雪音クリス : 「おい、百夜。お前……!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……だ、だが、ここで逃げたら、俺は一生、笑いもんだぜ……!!

[メイン] GM : ニヤニヤとした顔つきがさらにニヤついていく。

[メイン] アストルフォ : 「おお~! 優くんも写真撮ろ~」
能天気にそう言う

[メイン] アストルフォ : 「でも…あまり無理はダメだからね?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……大丈夫だクリス、俺には俺の意地ってもんがある……!
 仲間を守れない奴が、日常守るだなんて、んなもん無理だからな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………あ、ああ」
能天気なアストルフォに、少し調子が崩れながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……いや、大丈夫だ ………ありがとよ」
少し頬を緩ませながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、男の方を見て。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ・本カジノを運営している"ギルド"について

[メイン] 百夜 優一郎 : 交渉判定だ!

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 百夜 優一郎 : 《無形の影》《コンセ》

[メイン] GM : 難易度8

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 43 → 49

[メイン] 百夜 優一郎 : 無形は無法だけどやっぱ燃費悪いよなァ…

[メイン] GM : それはそう

[メイン] 百夜 優一郎 : 5dx7>=8 精神 (5DX7>=8) > 10[2,4,8,8,8]+10[3,3,8]+10[10]+4[4] > 34 > 成功

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ・本カジノを運営している"ギルド"について
 ”ギルド”は犯罪をビジネスとして考える、金稼ぎについては腕を上げる組織である。
 このカジノの目的としては情報交流・物品交換など、裏社会の面々がそれぞれ欲しい物を取引する場として機能している。それらに参加する者たちからマージンを取ることが目的の場であろう。

 このカジノはギルドメンバーだけでなくFH、鴻央会などの取引の場としても使われている。一度掃討作戦は行われたがまた別拠点が配置されたため、鼬ごっこにしかならないとUGNは考えた。目に見えたレネゲイド被害はないため、放置されているのが現状である。

[メイン] GM :

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………なるほどな……」
潰しても潰しても、どっかしらにこうしてカジノができちまうってなるなら
UGNとしては、目の届く範囲内に置いておけば、当面はそれでいいってことか。

[メイン] 百夜 優一郎 : 改めて、本任務では"遺産"の指輪奪還のみに集中すればよい、ということが分かり。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ありがとな、おっちゃん
 ……まぁ、あれだ……いいぞ」
アストルフォの横に立ち、不機嫌そうな顔をしながら、自分の腰に手を当て。

[メイン] 百夜 優一郎 : べー。とベロを出す挑発の仕草。
せめての抵抗だが、写真撮影は受け入れるようだ。
得られた情報からも、UGNからのガサ入れがあることはおそらく
このカジノを運営している者達も、予測の範疇にあることだろう。

[メイン] アストルフォ : 「それじゃダメだよ~。 ほら笑って笑って」

[メイン] 百夜 優一郎 : だからこそ、顔が割れるということに関する問題点は無い。
……そもそも、素顔で何度も戦ってきた身だ。
プライバシーの欠片もありはしない。

[メイン] アストルフォ : 指を百夜の口角に当てて、むにーっと上げる

[メイン] 百夜 優一郎 : 「っ……!チッ……!……こ、こうか……?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「うぁっ……!?や、やめろー!」
アストルフォによって強制的に笑顔にさせられる。

[メイン] アストルフォ : 「ほら、お客さんシャッターチャンスだよ~」

[メイン] GM : 「おおぉ!!!これは……!!!
 素晴らしい……!!見事な美しさだ……!!!
 特に男女一人一人というバランスが見事で……!」

[メイン] GM : 「うむ…これなら私は必要ないかもしれんな」
二人のツーショットをパシャリ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ぐぬぬぬぬぬっ……!!」
少し目に涙を浮かべながら、男を睨むようにして。

[メイン] アストルフォ : 「へっへー、そうでしょそうでしょ
 ………うん?男女一人一人?」
小首を傾げるが

[メイン] アストルフォ : 「まあいっか! イエイピース!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ん?……あー………あぁ……ま、まぁ、そうだな」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……リーダーは、女じゃ……まぁ、ああ、そうだな。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ピ、ピース……」
誤魔化すように、渋々と、小さくピースサイン。

[メイン] 雪音クリス : 「(…言わぬが花、だな)」

[メイン] GM : 何だか涙まで流しているが。これが尊いと言う奴だろう。

[メイン] GM : 「ふむ…そういえば」
とクリスに目をやり。

[メイン] GM : 「君は映らないのかね?」

[メイン] 雪音クリス : 「……!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ク、クリスは!無理しなくてもいいぜ……!という必死な視線を送る。

[メイン] 雪音クリス : 暫し、驚きの色を満面に浮かべた後、百夜を見つめ返し……

[メイン] 雪音クリス : 「…みんなで来て、堪えてる奴がいるなら…」

[メイン] 雪音クリス : 「一緒に堪えてやるべきか……」
言い訳するみたいに、ボソボソと呟くと
端っこに腕を組んで並ぶ

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………!!……ク、クリス、いいのかよ……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を少し大きくし、ぱちぱちと瞬きをしながら。

[メイン] アストルフォ : 「じゃあ3人で撮ってもらおう!」
クリスににっこり笑いかけると

[メイン] GM : 「うむうむ!それがいい!
 もっと私に若者のエネルギーを見せてくれたまえ!」

[メイン] アストルフォ : 「ほらもっと近寄らないと~」
と百夜、クリス両者の肩を抱きかかえる

[メイン] GM : すっかりご褒美とはかけ離れている。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「おわぁああっと!?」
バランスを崩し、アストルフォの方に寄りながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……チッ!……旅は道連れ、世は……ナントカってやつだ!

[メイン] 雪音クリス : 「っとっと…!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「と、撮るなら、好きに撮りやがれ~~~~!!」
アストルフォと肩を組みながら、そう叫ぶのだった。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────悔しさ、恥ずかしさ半分。
……"仲間"と一致団結できた、嬉しさ、楽しさも……半分。

[メイン] 百夜 優一郎 : 素直になれない、男の子のなのであった。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] GM : trigger「rabbit hunting」登場:任意

[メイン] 百夜 優一郎 : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+4[4] > 53

[メイン] 雪音クリス : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+8[8] > 52

[メイン] アストルフォ : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+9[9] > 58

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 49 → 53

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 49 → 58

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 44 → 52

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 君達は慣れないスーツを着ながら潜入任務に勤しんでいる最中だろう。

[メイン] GM : 普段と違うという点もあり眉を顰めるかもしれないがそれもまた仕事の一環。
そう思い任務をこなしていれば。

[メイン] 司会者 : 「レディース&ジェントルマン!」

[メイン] 司会者 : 突如カジノ内の点灯が消え、男一人にライトアップされる。当然のことながらバニースーツではない。

[メイン] 司会者 : 「さぁさぁようこそお越しくださいましたみなさん!
 えー本日はお日柄もよく〜」
と、在り来りの前置きをベラベラと話し出しており。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────!」
客にドリンクを支給しつつ、情報収集している途中
暗くなった舞台から、その視線は、男の方へと。

[メイン] 女性 : 「お、始まった」

[メイン] 女性 : 優一郎、アストルフォ、クリスの隣。
いつの間にかソファーに座っている女性。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!? ビ、ビックリした……!?な、なんだお前は!?」
小さな声で。

[メイン] 女性 : 「君達まだ新人さんでしょ?
 カバーも掛けられてない本みたいに、ピッチリ綺麗なのが見えて取れるからさ〜」

[メイン] 百夜 優一郎 : ビクリと小さく痙攣し、背筋を伸ばしながら、バニーの女へと視線が移る。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……今、気配が感じ取れなかったような……き、気のせい、か……?

[メイン] アストルフォ : 「ということはお姉さんはベテランさんなのかな?」

[メイン] 女性 : 「ん?私? ん〜〜〜、じゃあ新人にお節介描けるベテランさんってことで!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……!………な、なるほどな……」

[メイン] 雪音クリス : 「…なるほど」

[メイン] 女性 : アストルフォに、そうそう〜!と笑顔で笑いながら。

[メイン] 女性 : 「今から始まるオークション、あれの解説でもしようかな〜って」

[メイン] 女性 : と、目線をオークション会場になった広場に向けて。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……いやいや、"じゃあ"ってなんだよ!"じゃあ"って!
と思いながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!!……それは、助かる……ます!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 同じように、会場の方を遠く見据えながら。

[メイン] アストルフォ : 「お、解説してくれるの! 助かる~!」

[メイン] 司会者 : 広場では司会者が語り終え、ようやく商品について喋ろうとしていた。

[メイン] 女性 : 「あはは、素直な子は嫌いじゃないよ〜!」
アストルフォと優一郎、クリスにそれぞれ頭を撫でるように手を伸ばしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「うわっ……!?な、何しやがっ……!!ぐっ……!」
悔しそうな顔をしながらも、受け入れてしまう。

[メイン] 司会者 : 「さぁて、お次は皆様聞いた事あるでしょう!世にも恐ろしい代償と共に、世にも見た事のない報酬が与えられる────"遺産"!」

[メイン] 司会者 : 「"ボーポルバニー"!」

[メイン] 司会者 : ばっ、と司会者の腕と共に、カーテンが開かれれば。

[メイン] 少女 : 「…………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……………え?」

[メイン] GM : そこには遺産────では、ない。

[メイン] 雪音クリス : 「……なんだ、そりゃあ」

[メイン] GM : れっきとした少女がそこに居た。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……女の子……?

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なっ……ど、どうして……?指輪じゃ、ねぇのか……?」

[メイン] アストルフォ : 「……ん~~~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 冷や汗を浮かべながら、困惑した表情で。

[メイン] 少女 : 白い装束の少女は、まるで獣のように首輪を繋がれていた。
ぼぉっと、ただ虚空を見つめており。

[メイン] アストルフォ : 「あのおじさんが間違えてた…? いやでも”遺産”って確かに…」

[メイン] 司会者 : 「おおっと、皆様驚かれたことでしょう!
 "遺産"と言えば物品のはず、ですが────」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あ、ああ、そう、だよな……?」

[メイン] 女性 : 「あれは、レネゲイドビーイングだよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────!」

[メイン] 女性 : 少女を指さしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………すると……EXレネゲイドから……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……RBになった……ってことか……?」

[メイン] 女性 : 「厳密には、遺産の《複製体》
 遺産の意思と記憶を持ちながら人に生まれ落ちた存在、それが"アレ"」

[メイン] 女性 : 「少年、惜しい!」
ニヤリと笑いながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 眉を顰めながら、目だけ女の方を向きつつ。

[メイン] アストルフォ : 「なるほど…?」
首をひねりながら話を聞く

[メイン] 百夜 優一郎 : 「っ!……《複製体》、だと……!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を大きくし、驚いた顔をしながら。

[メイン] 雪音クリス : 首にかけた首飾り…クリスと共鳴するRBを握り締め。少女を見つめている

[メイン] 女性 : 《複製体》────それは、人や物の記憶を引き継いだコピーである証。
オリジナルから派生したそれは、オリジナルの能力を引き継ぐこともある。

[メイン] 女性 : 「ま、あの子は遺産のおまけ……レプリカみたいなものだと思ってくれればわかりやすいかな?」

[メイン] アストルフォ : 「なるほど…遺産のレプリカ…」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………レプリカ……じ、じゃあ……周囲を不幸にするってのは
 あの女の子には……ねぇ、のか?」

[メイン] 女性 : 「ま、気になるよね?
 遺産はじゃあどこに、って言ったら〜」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……!」

[メイン] 女性 : 指をもう一度指す。少女の指先に。

[メイン] 少女 : しっかりと、そこには兎型の指輪。
────"ボーポルバニー"が嵌められていた。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……け、契約……!!……そういう、ことかよ……」

[メイン] 女性 : 「はい、察しがいいね〜!」

[メイン] 女性 : ぱちん!と指を鳴らし優一郎に向けて。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……フ、フンっ!と、威勢を張るように腕を組みながら
少し、頬を朱に染めつつ。

[メイン] 女性 : 「ひょんな事から"ボーポルバニー"の複製体が生み出された
 そしてその複製体の少女と指輪はそれぞれ契約した」

[メイン] 女性 : 「簡単に言えば、あの遺産の持ち主はレプリカのはずの女の子、ってことだね〜」

[メイン] アストルフォ : 「う~~ん…レプリカのはずが遺産の主で~…」
相変わらず首を傾げながら

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………出品されてるのは、"遺産"、だから……
 契約者を丸ごと、ああして……人身売買を……」

[メイン] 女性 : 「あはは!ま、オトナの世界だからわかりにくいかな?」
と、アストルフォを煽るように笑いながら。

[メイン] 雪音クリス : 「…さしずめ、あいつが遺産の不幸の頻発を防ぐ安全弁の代わりってわけか」

[メイン] 女性 : クリス、優一郎それぞれに拍手。

[メイン] 女性 : 「そういうこと〜」

[メイン] 百夜 優一郎 : 気分の悪そうな目で、首輪に繋がれた無気力な少女を見やる。
……優一郎の中に、めらりと怒りの感情が顔を見せつつ。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……なんか、嫌だな。
こういうの見るのは……気分が悪くなる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 拳を、キュッ、と軽く握り締めながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………んで、随分と詳しいみてぇだが」
脚を組みながら、ちらりと、女の方を見て。

[メイン] アストルフォ : 「な、なるほど……確かに遺産の持ち主じゃなければ”不幸”は訪れないから…」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……アンタ、"本当"は一体……何者なんだ?」

[メイン] アストルフォ : 「そ、そうそう! なんでそんなに詳しいの!?」

[メイン] 女性 : 「ん? ふふ、ボウヤたち……そんなに私のことが気になるの?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……チップは用意できねぇけどな」

[メイン] 女性 : ニヤニヤと笑いながら、揶揄うように。

[メイン] 雪音クリス : 「そりゃ、気になるさ…」

[メイン] 女性 : 「ちぇ、そんなにお固くならなくてもいーのにー!
 ま、すぐにわかるよ」

[メイン] 司会者 : 「そぉして!」

[メイン] 百夜 優一郎 : "ボウヤ"達……ふぅん、アストルフォのことも、一目で把握したってわけか。
……やっぱりこの女は……"只者"じゃない。
一体、何者なんだ─────?

[メイン] 司会者 : 女性の言ったこととほぼ同等のことが司会者から繰り返された後。

[メイン] 司会者 : 「なんとこの場に!この儚い少女とこの遺産にベットしている一位の方がいらっしゃいます!」

[メイン] 司会者 : 「それが────!」

[メイン] 司会者 : 司会者の指が、君達と話していた女性に止まり。

[メイン] 司会者 : 「FHエージェント!"ブックエンド"さんです!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………………っ!!」
その指の先を追っていき─────辿り着く。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ア、アンタが……!」

[メイン] アストルフォ : 「……なっ!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 女の方へと、バッ!と振り向く。

[メイン] 女性 : 「おいお〜い!そこまで言っていいって言ってないぞー!」

[メイン] 女性 : 不満そうに口を膨らませながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……クソッ!通りで、"隙"が見当たらねぇわけだ!!!
この身のこなし!佇まい!"普通"なワケが、ねぇんだ……!!

[メイン] 女性 : 「え?ああ、そうだよ!
 ふふ、新作のネタバレをされた時みたいにいい反応してくれるね〜!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「う、うるせぇ……!!」

[メイン] アストルフォ : なるほどなぁ…そういうワケか
通りで詳しいしわけだし…

[メイン] 百夜 優一郎 : ムキになるように、食らいつくように返事をし。

[メイン] 雪音クリス : 「…マジか」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………チッ」
舌打ちを一つ、そして腕を組みながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……じゃあ、つまりはだ、アンタ─────」

[メイン] ブックエンド : にこにこと、三人に手を振りながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 緑色の瞳を、ブックエンドへと向け。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……俺達のことを"知ってて"、話しかけてきたんだろ」

[メイン] ブックエンド : 「えぇもちろん!かわいいかわいい"UGN"さん?」

[メイン] 百夜 優一郎 : じゃなきゃ……こんな余裕な態度、見せ続けるわけがねぇ……!

[メイン] アストルフォ : 「…………ッ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………チッ!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 負けず嫌いが発露し、せめてもの抵抗で、大きな舌打ちを鳴らす。

[メイン] 雪音クリス : 「……わかってるのに、平然としてきやがる…!」

[メイン] アストルフォ : 「それでそんなに物知りで、余裕そうだったのか~~~!!」

[メイン] ブックエンド : おっ見っけ!と
置いてあったクッキーをサクサクと食べながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……落ち着け……!ここで荒事にしちゃ、不利なのは……俺達だ!
そんくらいは分かってる!!頭に血が登っても仕方ねぇだろ……!

[メイン] ブックエンド : 三人の答えににこにこと笑いながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」
対抗するように、優一郎もクッキーへと手を伸ばし。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……"目的"があるんだろ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 緑色の瞳をブックエンドに向け。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「俺達が邪魔なら、こんな真似はしねぇ
 ……アンタなら、やろうと思えば俺達をすぐにでも
 片づけられんだろ ……あん時みてぇに、気配を殺して……な」

[メイン] 百夜 優一郎 : 眉間に皺を寄せながら、クッキーをひと齧り。

[メイン] ブックエンド : 「ふふふ」

[メイン] アストルフォ : 「……うん、ボクたちずっと油断してたみたいなもんだし」

[メイン] ブックエンド : 指を左右に降って。

[メイン] ブックエンド : 「それはちょっと自惚れかな?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なっ……!?」

[メイン] ブックエンド : 「この場はあくまで"交渉"の場だよ
 ここで君たちをどうこうするメリットもないし……」

[メイン] ブックエンド : 「逆に、君達からも手を出したくないでしょ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……………チッ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : どう抵抗しても、手のひらの上だ!……クソ!

[メイン] 百夜 優一郎 : 不機嫌そうに、腕を組み、脚を組み替える。

[メイン] アストルフォ : 「……うーん、それはそうだね…」

[メイン] 雪音クリス : 「……まあ、そうだろうな」

[メイン] アストルフォ : 「今手を出しても、勝てる保証がないどころか…」

[メイン] ブックエンド : カジノは誰にでも平等だ。
FHでもギルドでもヤクザでも────UGNでも。
対価さえ支払えば好きな物が手に入る。
逆に、対価を押し倒そうとするならそれ相応の壁があるだろう。

[メイン] ブックエンド : 「カジノ、ひいてはここにいる全員を敵に回す」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………」
リーダーとブックエンドの言葉に、眉間の皺がさらに増える。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……んじゃ、どんな"交渉"だ」

[メイン] ブックエンド : 「ただ、君たちもあらすじくらいは知りたいだろうから……私のしたいこと、くらいは話そうか〜?
 せっかく私とお喋りしてくれたしね」

[メイン] 百夜 優一郎 : ちらりと見ながら、ブックエンドの言葉に耳を傾ける。
交渉行為は、優一郎の不得意ではありつつも、負けたままなのは
彼にとっても不本意で。

[メイン] ブックエンド : 「ふふ、素直な子は好きだよ!」
と言いながら、指を少女へと向けて視線を集める。

[メイン] ブックエンド : 「あの子を買い取るのが私の仕事でー
 まぁ買取ったあとは」

[メイン] ブックエンド : 指を銃の形に変えて。

[メイン] ブックエンド : 「殺すかな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────ッッ!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 勢いよく、ブックエンドの方へ振り向き、眉を強く顰める。

[メイン] アストルフォ : 「………殺す、かぁ…」

[メイン] ブックエンド : 「そんなに嫌?」

[メイン] アストルフォ : 睨みつけながらそう言い

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……………嫌で……悪いか……!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 本来、UGNとしては、"遺産"がテロリストの手に渡らなければいい。

[メイン] 雪音クリス : 「……ここまでハッキリと言われると、リアクションに困って来るな」

[メイン] 百夜 優一郎 : つまりは、これもまた"現場判断"の一つ。

[メイン] ブックエンド : ブックエンドの笑みは少々消えて、真剣な眼差しでじっと見つめる。

[メイン] ブックエンド : 「ごめんごめん!言い方が悪かったよ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : レネゲイド汚染を未然に防ぐために、"遺産"を無かったことにする。
一般エージェントの判断としては、そう悪いものではないだろう。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────優一郎は、心底反吐が出そうであった。

[メイン] 百夜 優一郎 : 誰かを犠牲にして勝ち取る平穏なんざ、クソ食らえだ。

[メイン] ブックエンド : 「"アレ"は契約者。あの子自身の願いでいくらでも災禍を引き起こすんだ
 つまり、現状以上の"不幸"が巻き起こる可能性がある」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………………」

[メイン] ブックエンド : 「今ではぼーっとするような子だけど、あの子がどう成長していくかなんて誰にも分からない」

[メイン] アストルフォ : 「………」

[メイン] ブックエンド : 「だから彼女の物語を閉じる」

[メイン] ブックエンド : 「それくらい、爆弾なんだよ
 あの遺産とあの子は」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………………チッ……」

[メイン] 百夜 優一郎 : ブックエンドの言葉には、反論できる余地すらなかった。

[メイン] ブックエンド : にやけ顔は完全に消えて、先程とは真逆に至極つまらなそうな顔で少女を見ながら。

[メイン] アストルフォ : 「………FHセルを、潰すほどの”爆弾”だもんね…」

[メイン] ブックエンド : 「そう。むしろ遺産が誰かと契約する前に、無害なまま終わらせた方が、あの子にとっても、誰にとっても"ハッピーエンド"よ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………………」

[メイン] 百夜 優一郎 : パキィッ!と手に持ったクッキーが割れ、綺麗な床へと落ちる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………悪い……少し席を外す……水が、飲みてぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 重たい腰を上げ、3人に背を向ける。

[メイン] ブックエンド : その優一郎に目を送りながらも。

[メイン] ブックエンド : 「じっくり考えるといいよ、君達も
 期限は今日中なんだから、ね」

[メイン] アストルフォ : 「うーん……理屈はわかるけど、みすみす死なすのは嫌だし~、どうしたものかなぁ」

[メイン] アストルフォ : 「……そうだね、ボクもじっくり考えてみるよ」
実際は、考えることなどできずにまず行動するだろうが

[メイン] 雪音クリス : 「…そうさな」

[メイン] 雪音クリス : 「今はそれぞれ思考を整理して……再集合だな」

[メイン] アストルフォ : 「…うん」

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : ・金を稼ぐ
難易度 手持ちがあるだけ

[メイン] GM :  

[メイン] アストルフォ : middle 『ウサギさんに会いに』 登場:任意

[メイン] アストルフォ : 58+1d10 登場/リザレクト (58+1D10) > 58+9[9] > 67

[メイン] 百夜 優一郎 : 53+1d10 登場/リザレクト (53+1D10) > 53+10[10] > 63

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 53 → 63

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 58 → 67

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率B : 0 → 1

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ : オークションの品見せ終了後
さっそく少女のことが気になったアストルフォは何も考えず会いに行こうとする

[メイン] アストルフォ : 「よし、まずは話を聞いてみよう!
 会話が一番って言うもんね!」

[メイン] GM : "景品"とはすんなりと会うことが出来る。
オークション会場としても厳重にするよりかはより商品価値を確認してほしいようだ。

[メイン] GM : もっともギルドメンバーの目つきは光っている。
なにかするような事があればタダでは済まない、という雰囲気だ。

[メイン] アストルフォ : 「しっつれいしまーす!」
大声で挨拶して”景品”の傍へ
逆に堂々と動く方が怪しまれないもの…だがそこまで考えてるはずもなく

[メイン] アストルフォ : 「さてさて、お話しよ! キミのこと、色々聞きたいんだ!」

[メイン] アストルフォ : 少女のうつろな目を覗き込むように顔をできる限り近づける

[メイン] 少女 : 「…………」

[メイン] 少女 : 「……私……?」

[メイン] アストルフォ : 「そうそうキミ!」

[メイン] 少女 : 声を掛けられても反応はなかったが、目を向けられてようやく反応した。

[メイン] アストルフォ : 「あ、ボクはアストルフォ。キミと同じRBなんだ~。よろしくね!」

[メイン] アストルフォ : 堂々と情報を漏らしていく

[メイン] 少女 : 「RB……アストルフォ……」

[メイン] 少女 : ぱちぱちと瞬きをしたあと。

[メイン] 少女 : 「……よろしくね」

[メイン] 少女 : ぺこり、と頭を下げて挨拶を。

[メイン] アストルフォ : 「キミは何て言うのかな?」

[メイン] アストルフォ : ワクワクとした顔で尋ねる

[メイン] 少女 : 「私の名前……」

[メイン] 少女 : アストルフォの質問に、若干困ったように眉を曲げて。

[メイン] 少女 : 指に着いた指輪を彼へと向ける。

[メイン] 少女 : 「これの事なら"ボーポルバニー"って言ってたよ
 ……私の名前は、たぶん……ないけど」

[メイン] アストルフォ : 「ええ~~!!?名前ないの!? それじゃあ不便じゃない!?」

[メイン] 少女 : 「……ううん」

[メイン] 少女 : 「不便とかは……思ったこと……ない」

[メイン] 少女 : 「だって……私に話しかけてきたのは……あなたが初めて……だから」

[メイン] アストルフォ : 「へ? そうなの?」

[メイン] 少女 : たどたどしい言葉でそう告げる。

[メイン] 少女 : こくりと頷き。

[メイン] アストルフォ : 「………そりゃあ、暇じゃなかった?」

[メイン] 少女 : 「…………暇……」

[メイン] 少女 : 「……ぼぉっとするのが暇なら……そうかも」

[メイン] 少女 : 彼女の言葉通りであれば、オークションにかけられていた際も、アストルフォへと声を掛けられる前も、ずっと"暇"ということであり。

[メイン] 少女 : 「……でも……そういうものじゃないの?」

[メイン] 少女 : 訪ねるようにアストルフォへと目を向ける。

[メイン] アストルフォ : 「うーーん…それが好きなら悪いことじゃあないんだけど…」

[メイン] アストルフォ : 「でも…キミにとってはあんま良いことじゃあない気がするなぁ」

[メイン] アストルフォ : 「ボクはね、外で自由にするのが好き
 キミもきっとそうだと思う。実際にやってみれば、ね」

[メイン] アストルフォ : 「だって、ボクたちバニー服きたRBだよ?
 ここまで一緒なら、きっと好きなことも一緒だよ」

[メイン] 少女 : 「……外……?……自由……? ……そんなことがあるんだ……?」

[メイン] 少女 : アストルフォの言葉に、不思議そうに。
けれどどこか羨ましそうに、バニースーツに触れながら。

[メイン] 少女 : 「…………」

[メイン] 少女 : 「でも……それはできないの
 ごめんね……アストルフォ」

[メイン] 少女 : また一つ頭を下げながら。

[メイン] アストルフォ : 「それはどうして?」

[メイン] アストルフォ : 「やっぱり、周りの人に抑えられちゃうから?」

[メイン] 少女 : ふるふる、と首を振り。

[メイン] 少女 : 「私は……消えた方がいい存在だから」

[メイン] 少女 : 「そんな"幸せ"……望んじゃいけないの」

[メイン] アストルフォ : 「うーん…ボクはそうは思わないけどなぁ」

[メイン] 少女 : 「ううん」

[メイン] 少女 : 少女はそれだけ言って口を閉じようとした。
話せない、というよりは話したくないのが見て取れる。

[メイン] 少女 : 「……消えるべきことを……私はしてる
 でも言ったら……きっと……嫌われる……」

[メイン] アストルフォ : 「そういうことなら、決めた!」

[メイン] 少女 : 「……へっ?」

[メイン] 少女 : アストルフォに目を向けて。

[メイン] アストルフォ : 「ボクが君を自由にするよ!」
能天気に、そう言って

[メイン] アストルフォ : 「それで二人で外を自由に散歩するんだ!
 どう? 楽しそうでしょ?」
まるで話を聞いていなかったかのように

[メイン] 少女 : 「えっ……自由……に……!?」

[メイン] 少女 : 「あ……あう……そ……その……」

[メイン] アストルフォ : 「いや…2人じゃまだ寂しいな…
 優くんやクリスも誘おう!うん!」

[メイン] 少女 : アストルフォの話に戸惑いを隠せず。
首輪に繋がれたままあわあわと慌てたが。

[メイン] 少女 : 「……────待って!!!」

[メイン] 少女 : ぎゅっと、拳を握りしめて。
アストルフォへと青い瞳を見つめる。

[メイン] アストルフォ : 「うん?どうしたの?」

[メイン] 少女 : 「……私は────人の命を奪ったから」

[メイン] 少女 : 「……そんな資格は……ないの……!!!」

[メイン] 少女 : まるでぽつぽつと、さざれ雨のように声が漏れる。

[メイン] 少女 : 「……私が……"ボーポルバニー"……
 この遺産の……RBなのは知ってるでしょ……?」

[メイン] アストルフォ : 「もちろん、知ってるよ」

[メイン] 少女 : 少女の握りしめる指輪がきらりと光りながら。

[メイン] 少女 : アストルフォの言葉に、こくりと頷き。

[メイン] アストルフォ : 「でも…そんなの関係ないよ。ボクがそうしたいと思ったからそうするんだ」

[メイン] アストルフォ : 「強いて理由付けするのなら…キミは悪くない!」

[メイン] 少女 : 「……っ……!?」

[メイン] 少女 : アストルフォの言葉に、目を見開きながらも。

[メイン] アストルフォ : 「そんなの簡単なことさ。”不幸”が原因なんだろ?
 キミの意志で殺そうとしたわけでも、なんでもないんだし」

[メイン] アストルフォ : 「それに、仮にキミの意志が絡んでいたとしても…それは、キミを縛る理由にはならないさ」

[メイン] 少女 : 「……アストルフォ……」

[メイン] 少女 : その言葉に、ぐっと。
胸を押さえつけるような感覚を覚えながらも。

[メイン] 少女 : 「……違う……違うの……」

[メイン] 少女 : 「……この体が……その奪った命だとしても……?」

[メイン] アストルフォ : 「その体が…?」

[メイン] 少女 : じっと、アストルフォへと目を向けて。

[メイン] 少女 : 弱々しく、頷く。

[メイン] 少女 : 「あなたが知ってるのは……きっと……私が目覚めた理由の……セルを巻き込んだ……"不幸"」

[メイン] 少女 : 「あの時……何も知らない子どもが近くにいて……その……レネゲイドの影響を受けたの」

[メイン] 少女 : 「その子は……《複製体》として……覚醒してしまった」

[メイン] アストルフォ : 「それは……」

[メイン] 少女 : 「……この……私に……」

[メイン] 少女 : ぴたり、と胸に手を当てて。

[メイン] 少女 : つまり彼女は────元々生きていた無関係の少女を巻き込み、彼女の自我を「遺産」として塗り替えた。
そうして誕生したのがこの少女である。

[メイン] アストルフォ : 「………なるほどね、そういう経緯だったかぁ…」

[メイン] 少女 : 「……そうなの」

[メイン] 少女 : 「……だから……私は……だめ
 アストルフォに……連れてってもらったら……だめなの」

[メイン] 少女 : 「……それとも……」

[メイン] 少女 : 「……アストルフォは……あなたは……
 これでも私を"不幸"のせいに……出来るの?」

[メイン] アストルフォ : 「……確かに、不幸のせいだけにするのは…キミにとっても重いかもしれないね」

[メイン] アストルフォ : 「でも、やっぱりそれが起きたのは不幸のせいだよ
 まあそれはそれとして…」

[メイン] アストルフォ : 「ありがとう、その子の身体を守って、その子のことを想ってくれて」

[メイン] 少女 : 「…………!」

[メイン] アストルフォ : 「きっとキミは、その子のことを大切に想っていてくれてるから、そうやって自分のせいだと思えるんだ。
 これは、すごく偉いことだよ」

[メイン] 少女 : 「……私が……偉い……の……?!」

[メイン] 少女 : 驚くように目をぱちくりと開き閉じて。

[メイン] 少女 : 「……う、ううぅ……」

[メイン] 少女 : 「……アストルフォの言うことは……なんだか……よくわからない……」

[メイン] 少女 : 「……わからない……けど……」

[メイン] 少女 : 「……でも……暖かい……気がする……」

[メイン] アストルフォ : 「……そう。そういうのが、自由になれば手に入るんだ」

[メイン] 少女 : 「………………」

[メイン] アストルフォ : 「こういうのをもっと知って、それからその子のことを”考える”んでも、遅くはないさ」

[メイン] 少女 : 握りしめて赤くなっていた手を、開く。
自分を縛り付ける指輪がそこにはあったが。

[メイン] アストルフォ : 「だって、そうじゃないと…キミも、その子も可愛そうじゃないか」

[メイン] アストルフォ : 彼は、考えずに思いの丈をつらつらと述べる

[メイン] 少女 : 「……かわい……そう……」

[メイン] 少女 : 「…………っ……」

[メイン] 少女 : 少女は、小さな手をよろよろと動かして。

[メイン] 少女 : 縋るようにぴたりとアストルフォへと伸ばす。

[メイン] 少女 : 「…………ごめんなさい……私は……」

[メイン] 少女 : 「………悪い子……なのかも……
 ……だって、だってっ……!」

[メイン] 少女 : 「……こんなにっ、アストルフォと、一緒に行きたいって……!!
 ……自由が見たいって……思っちゃった……からっ……!」

[メイン] 少女 : ぽろぽろ、と涙を流しながら。

[メイン] アストルフォ : 「それは何も悪いことじゃないよ」
監視の目も憚らず、その手をしっかりと握りしめる

[メイン] 少女 : 「……っ……!」

[メイン] 少女 : 「……アス……トルフォ」

[メイン] 少女 : 「……ありがとぅっ……!」

[メイン] 少女 : 絞るような声でそう呟く。
もはや少女にぼぉっとした表情はない。

[メイン] アストルフォ : 「ふふっ、どういたしまして」

[メイン] アストルフォ : 「ただ一つ問題があって……どうしたら連れ出せるかわからないんだよね」
バカだから、と笑いつつ

[メイン] アストルフォ : 「でも大丈夫!ボクらには心強い仲間がいるもん!」

[メイン] アストルフォ : 「だから、みんなで連れ出すから!約束!」

[メイン] アストルフォ : ニシシと笑ってみせた

[メイン] 少女 : 「────うんっ!!!約束……!」

[メイン] 少女 : その太陽のような笑顔にたまらず、少女も自然と笑顔を零していた。

[メイン] GM :

[メイン] 司会者 : 「いやぁホント!涙無しじゃ見れませんねぇ〜」

[メイン] 司会者 : アストルフォと少女の一部始終。
それを司会者であり────主催者である男は見つめていた。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────アストルフォと少女の会話を、舞台の影から見守っていた優一郎。
"万が一"に備え、周りに配られている"目"から、"仲間達"の安全を守るために
すぐにでも駆け出せるように、準備をしていた。

[メイン] 司会者 : ハンカチを取りだし、わざとらしい拭き方をしながら。メガネの上からしてるので意味がない。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ああ」
心から、純粋にそう思っているように。
緩んだ表情で頷きつつも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ジト目になり、司会者の方を向いて。

[メイン] 司会者 : 「ねぇ、あなたもそう思いますよね?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お前はそうは思ってなさそうじゃねぇか」
不貞腐れたような顔で。

[メイン] 司会者 : 優一郎と目が合う。目と目とが合う瞬間なんたらかんたら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 腕を組み、壁に寄り掛かりながら。

[メイン] 司会者 : 「いえいえ、楽しいですよぉ」

[メイン] 司会者 : 「あの子を助けるために彼が精を出してくれるなら、こちらとしても儲かりますからねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……チッ」
何から何まで、掌の上にいるようで不機嫌な表情になりつつ。

[メイン] 司会者 : 精を出す────彼女を助ける場合、"ブックエンド"が支払う金額以上の大量の金が必要となる。
それを一夜にして集めるには、まずこのカジノを利用しなければならないだろう。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……だが、"ギルド"ってのは……そういう意味では
 分かりやすくて助かる」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あー……なんて呼べばいいんだ?司会者でいいのか?」

[メイン] 司会者 : 「んんん」

[メイン] 司会者 : 「まぁそうですねぇ、この名前は割と気に入ってるので」

[メイン] 司会者 : 「司会者と、お呼びくださいな?
 それでご要件はなんでしょう、お客様」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ん……じゃ、そう呼ばせてもらうぜ
 ……そうだな、じゃあ……アレだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「"商品"を取り扱っているってんなら
 それなりによ、"客"に……商品の説明も、できるだろ?
 あーー……なんて言うんだったか……単語が出てこねぇけど、アレだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 頭をガシガシと掻きながら、自分で自分に不甲斐なさを感じ
眉を顰めるような表情をしながら。

[メイン] 司会者 : 「プレゼンテーションでもしましょうか?
 とはいえ、あの子に関しての説明ですかぁ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「う、うるせぇ!そうだよ!思いつかなかったわけじゃねぇからな!」
少しムキになりながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……あ、ああ!というのも一つ……わからねぇことがあってよ」

[メイン] 司会者 : 「アハハ、あの子に変わらず君も面白い子ですねぇ
 それで何でしょう?
 購入した後に文句を付けられても困りますしねぇ」

[メイン] 司会者 : 優一郎に目を向けながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ぐぬぬぬぬぬぬ……!」
面白がられていることに不平不満を顔に浮かべつつ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……"遺産"の、仕組みについて……だな
 俺は、"遺産"ってのはEXレネゲイドに部類されていると聞いた
 ……んで、契約という行為は、"遺産"にとって何かしらの
 "利"がある場合、対象に"遺産"から持ち掛けるもんだとも、聞いた」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「"意志"なんて高等なものは、RBじゃない限りはなく
 自然法則の一環みてぇに機能してる……らしいが」

[メイン] 司会者 : はいはいはい、と頷きながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : ちらりと、涙を流す少女を見やりながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………なんか、事前に聞いてた情報と比べると
 少し……"違和感"がある……っつーか……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 頭をガシガシと掻き、小首を傾げながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「司会者は、知ってんだろ?あの指輪
 ……セルを"不幸"のドン底に突き落としたってことをよ」

[メイン] 司会者 : 「知ってますよぉ、というかセルからかっぱらってきたのは他ならぬうちですからねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ん、なら話が早くて助かるぜ」
こくりと頷きつつ。

[メイン] 司会者 : 軽く笑いつつも、優一郎へと目を向ける。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……金稼ぎをしたいFH、そして……贖罪を抱く少女
 あの指輪は、その二つを契約対象として選んでるんだが
 ……なんか、関連性が見えねぇっつーか……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「そこんところ、どうなのか聞きたくてよ
 ……実際、大切だろ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ちらりと、緑色の瞳を長身の司会者へと向けながら。

[メイン] 司会者 : 「なるほどぉ〜」

[メイン] 司会者 : 「そこはいい質問ですね、少年くん!
 たぁしかに、その通り」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 少しビックリしたように、目を見開きながら。
真正面で司会者の方を向き。

[メイン] 司会者 : テンションが高くなったかのように笑い。
メガネの縁を持ち上げながら。

[メイン] 司会者 : 「UGNはお勉強がお上手なようで。
 確かに"遺産"の契約という行為は、"遺産"の意思に従って持ちかけられます」

[メイン] 司会者 : 「では────あの遺産は何を望んでいるのか?」

[メイン] 百夜 優一郎 : むぐぐぐ……!と、子ども扱いされているように感じ
しかめっ面になりながらも、司会者の言葉を黙って聞く。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……………」

[メイン] 百夜 優一郎 : そうだ、そうなんだ、そこが

[メイン] 百夜 優一郎 : 分からない。

[メイン] 司会者 : 「時に、君は"ボーポルバニー"が何か知っていますかね?」

[メイン] 司会者 : ぱちん、と優一郎に指パッチンを行い。

[メイン] 司会者 : 「アレそのものではなく、語源の方ですねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………?……そ、それは……ア、アレだろ?」
知らない。でも意地を張り、なんとか持っている知識で紡ごうと。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」
ぼーぱる、ばにー……?ばにー、バニーは、このスーツ?
じゃあボーパル……?ボーと、パル……???

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……棒でダンスするバニーの姉ちゃん、だろ?」

[メイン] 司会者 : 「うふふ、そうですよぉ、アレです
 まぁちょっとしたお話です」

[メイン] 司会者 : 「う〜ん、惜しい!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「!!!」

[メイン] 司会者 : 「正しくは人殺しの兎ちゃんです」

[メイン] 百夜 優一郎 : く、くぅぅ……!!惜しかったのか……!!クソぉ………!

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「どこが惜しいんだよ!!!!!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 顔を真っ赤にする。

[メイン] 司会者 : 「アッハッハッハッハッハ!!!」
大笑いをしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : くっそぉ~~~!!遊ばれてるぜ……!!くっそぉ……くっそぉ~~~……!!

[メイン] 百夜 優一郎 : ふんっ!と腕を組みながらも、話の続きを聞こうとし。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………コホン、んで……人殺しの兎、か……」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……なんて物騒だ。

[メイン] 百夜 優一郎 : だが、なるほど……"代償"通りとも言える……?

[メイン] 司会者 : 「かの有名なアーサー王。 彼がとある洞窟に騎士を向かわせたところ、その騎士たちは全滅したそうな」

[メイン] 司会者 : 「それが1羽の兎によって、ですねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なっ……!?騎士が、兎に……!?」

[メイン] 司会者 : 「んでまぁ、あの指輪も同じように……」

[メイン] 百夜 優一郎 : ギャップがあり、なんとか落ち着きを取り戻そうとした優一郎の顔にも
驚きの色が隠せず、そして続きの話を聞き。

[メイン] 司会者 : 「人の命を奪いたい……もっといえば、人間の不幸が見える方へ、見える方へと契約するわけですねぇ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────っっ……!!!!」

[メイン] 司会者 : 「あーんな可愛らしい指輪なのに、ねぇ〜」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を大きく開き、そして……合点がいった。

[メイン] 司会者 : メガネの奥から、少女と指輪を見つめながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「そ、そうか……そういうこと、なのか……!
 ……あの女の子は、死を望んでいた、だからこそそれは……!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ごくりっ、と唾を飲み込む音。

[メイン] 司会者 : 「えぇその通り、ですよぉ〜?
 FHも敵対組織の死を望んでいたんでしょうねぇ」

[メイン] 司会者 : 「まぁ、人を呪わば穴二つ。
 結局自分に返っちゃいましたけど」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………………」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……なんだか、無常……ってやつ、だな。

[メイン] 百夜 優一郎 : 少し顔を俯かせつつも、寄り掛かった壁から身体を離し。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ありがとよ、聞きたい話は全部聞けた」

[メイン] 司会者 : 「優一郎くんは察しがいいですねぇ〜、ブラックジャックなんかやったら楽しそうですねぇ」

[メイン] 司会者 : 「ふふ、"お客様"に答えるのは司会者の義務ですから」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ぶらっくじゃっく……?……あー……ここのカジノでやってるゲームか……?
 ふんっ、んなもん、俺が勝ちまくるに決まってんだろ」

[メイン] 司会者 : わざとらしく、優一郎へとお辞儀をしながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────自分の胸元に手を入れ、ごそごそと。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして……手を取り出すと、ピィン。という音と共に放たれる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 1枚のコイン。

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 財産P : 1 → 0

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────チップだ、受け取っとけ」

[メイン] 百夜 優一郎 : これまで遊ばれたお返しと言わんばかりに
そして、子どもじゃねぇんだぞと言わんばかりに。

[メイン] 百夜 優一郎 : べー。と舌を出す。

[メイン] 司会者 : 「おっとっとっと」

[メイン] 司会者 : ぱしっ、と受けとりつつ。

[メイン] 司会者 : 「おやおや……どうやらただの子どもじゃないみたいですねぇ」

[メイン] 司会者 : その様子に少し目を丸くしながらも。

[メイン] 司会者 : 「ではまぁ、もう少しだけ。お客様にはサービスしませんとね」

[メイン] 司会者 : 「アレを助けるには、大量の金が必要になってきますけど……ぶっちゃけ、それほどして助ける価値は無いですよ? それでもいいんですか?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………?」
立ち去ろうと、踵を返していたが、振り返り、小首を傾げる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……まぁ、そうだ。本当に、その通りだ。

[メイン] 百夜 優一郎 : UGNとしても、ブックエンドの提案ってのは魅力に見えるんだろう。
こうして話に聞いた"遺産"は、存在そのものが危険だ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 回収できれば上々なのは間違いないが
破壊こそが、一番"楽"な方法でもある。

[メイン] 百夜 優一郎 : ………UGNの一員として戦う俺としても。
"日常"を守るためにも、そういう選択をしなくちゃならねぇってのは
重々分かっちゃいるんだ。だが……。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………誰も助けてくれねぇのってさ、本当に……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……辛いんだよな」

[メイン] 百夜 優一郎 : その目は、どこか遠くを見つめているようでもあり。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だからこそ……あの子は、必ず助ける
 ………って答えは……どうせ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「子どもっぽいって、言うんだろ」
ジト目で見ながら。

[メイン] 司会者 : 「えぇ、そう思いましたね」

[メイン] 司会者 : 笑みを隠すことなく浮かべたが。

[メイン] 司会者 : 「ですが、それでいいんじゃないですか?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………!」

[メイン] 司会者 : 「ここにいるギャンブラー共は、金のために群がる子ども以下のつまらない存在ですから」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────予期せぬ、意外な答えにビックリする顔。

[メイン] 司会者 : 「子どもの夢の方がよっぽど立派で、私は好きですよぉ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………へへ、なんだよそれ」
優一郎も、笑みが漏れながら。

[メイン] 司会者 : ギャンブラー、という言葉に眉を曲げるように。
苦虫を噛み潰したような顔で客へと目を向けながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なんだ、お前も面白いじゃん」

[メイン] 司会者 : 「くく、本音ですから」

[メイン] 百夜 優一郎 : ニヤリと笑いながら。

[メイン] 司会者 : 「へっ?あーーーーマジですか!?」

[メイン] 司会者 : 「いやぁ良かった!司会者続けてかれこれやってきたんですけどねぇ!面白いって言われたのこれで初めてでしてぇ!」

[メイン] 司会者 : 割と本気で嬉しそうな顔で優一郎へと詰め寄りながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「!?!? そ、そう、なのか……?」
目をぱちぱちとさせながら、すっかり表情も緩みつつ。
ビックリしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………ま、まぁ、そうだな、じゃあ……
 ……なら、一緒におもしれぇショーでも、やるか?」
口角を片方だけ上げながら。

[メイン] 司会者 : 「ふふ、いいですよぉ」

[メイン] 司会者 : 「それなら、私からの"チップ"も用意しますからねぇ」

[メイン] 司会者 : 合わせるように口角を少しだけ上げつつ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ははは、そいつは楽しみだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : すっかり悪戯な少年のような笑みで。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「"ユウ"だ、覚えておきな」

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、司会者の隣に立ちつつ。

[メイン] 司会者 : メガネをクイッと上げる。了承のサイン。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……さ、やるからには……とびっきりの"幸せ"なショーを作らねぇとな!

[メイン] 百夜 優一郎 : 殺し方ってもんにも、色々あんだよ。

[メイン] 百夜 優一郎 : よう、”ボーパルバニー”。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────おもしれぇ殺し方、見せてやるよ。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 雪音クリス : middle『Cut the Cord』登場:自由

[メイン] 雪音クリス : 52+1d10 登場/リザレクト (52+1D10) > 52+9[9] > 61

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 52 → 61

[メイン] 雪音クリス :  

[メイン] 雪音クリス : さて、あたしはあたしの仕事をやる時間だ

[メイン] 雪音クリス : こんな格好してまで来ておいて、やった事は見学じゃあ寂しすぎるからな……

[メイン] 雪音クリス : 振る舞う為のドリンクなどを確保し、幾らかの用意と共にブックエンドを探す

[メイン] ブックエンド : 「お探しの私はこちらだよ〜?」

[メイン] 雪音クリス : 「…!」

[メイン] ブックエンド : 手をひらひらとさせて、クリスのそばのソファーに座っている。

[メイン] ブックエンド : 勝手にクッキーなんかをつまんだり。
許可は取ってないが、取るもんでもないと食べてる。

[メイン] 雪音クリス : 「…”話がある“って奴だが、付き合ってもらえるって事でいいんだよな?」

[メイン] ブックエンド : 「競り落とされるまで暇だからね」

[メイン] 雪音クリス : 二度目とはいえ、不意に現れる異様さから湧く冷や汗を抑え、声を上げる

[メイン] 雪音クリス : 「…OK、なら。時間を無駄にしないようにしないとな」

[メイン] ブックエンド : 「まあまあ緊張しないで、一緒にクッキーでもどう?
 紅茶でも付けたらもう最高だしね!」

[メイン] ブックエンド : そんなクリスの態度にもにこりと態度を崩さずに。

[メイン] 雪音クリス : 席へ腰を下ろす前に、紅茶を二つ淹れるとカップを手に取る

[メイン] 雪音クリス : 「…それで、だ。今一番気になってる事を聞くなら」

[メイン] 雪音クリス : 「何故、大金を掛けバニーを買い付けようとする?……仮に手に入れたとして」

[メイン] 雪音クリス : 「何で、大金を払った物をぶち壊すんだ? それこそ、テロにでも使う。 と言われた方が、こっちも予算が降りやすそうで助かったけど…」

[メイン] ブックエンド : 「うんうんうん」

[メイン] ブックエンド : 紅茶ありがとね!と声を掛けながらも。

[メイン] ブックエンド : 「あれ自体には価値があるかもしれない。
 でもね、私はアレを壊すことに価値を見出してるからなんだよ」

[メイン] ブックエンド : 「まあ壊した時点でアレの価値はなくなるけどね。でもそれでいいのさ
 爆弾に価値を付けてオークションする方がおかしいだろう?」

[メイン] ブックエンド : ブックエンドはどこからか本を取り出し、クリスへと投げる。

[メイン] ブックエンド : 「例え話をしてみようか」

[メイン] 雪音クリス : 受け取った本を片手で受け止め、話に耳を傾けている

[メイン] ブックエンド : 「その本は、”従えば世界が滅亡する本”だ
 もしその内容が君しか知らず、またこの本の命運を決めるのも君だ」

[メイン] ブックエンド : 「君の選択で、世界が決まるわけだ
 君にしかできないこと、だ」

[メイン] ブックエンド : 「もしその通りならその本を、君はどうする?」

[メイン] 雪音クリス : 「…そうだな」

[メイン] 雪音クリス : 「個人と燃やしたいが、組織人としては取っておかないといけない……が答えだ」

[メイン] ブックエンド : 「へえ?」

[メイン] ブックエンド : その答えに興味深く、目を細めてクリスを見つめる。

[メイン] 雪音クリス : 別段、世界崩壊の引き金を武器に交渉を…などとは考えていない
これは単純な理屈が原因なのだ

[メイン] 雪音クリス : 「“従えば世界が滅ぶ本”が存在するなら、内容は”実行すれば世界が滅ぶ行動“だ」

[メイン] 雪音クリス : 「それを取り締まる必要があるし、前兆があるなら何としてでも妨害しないといけない」

[メイン] 雪音クリス : 世界を滅ぼす、それはとても恐ろしい
誰かが実行する、それはなんとも悍ましい

[メイン] 雪音クリス : 「だから、本は壊したいが、壊せない。壊す方法を知らなければ、止められないからだ」

[メイン] ブックエンド : 「ふふふ」

[メイン] ブックエンド : 「いい子だね、君! 自分の欲望よりも組織の信念を目指すなんて君は素敵な子だよ!」

[メイン] ブックエンド : クリスを無遠慮に撫でようと手を近づけようとして。

[メイン] ブックエンド : 「私はねぇ、無理だね」

[メイン] 雪音クリス : 「…無理、か。誰にでもある事だが」

[メイン] 雪音クリス : 「アンタは、どうして無理なんだ?」

[メイン] ブックエンド : 指で形作った鉄砲を、クリスの持つ本に向ける。

[メイン] ブックエンド : 「その本に弟が殺されたからさ」

[メイン] ブックエンド : ばーん、と口笛を吹く。

[メイン] ブックエンド : 「まぁそんな大した話じゃないよ?
 昔はクリスちゃんみたくみんなが助け合う手段を選んでたのさ」

[メイン] ブックエンド : 「でも、それじゃあ遅かった」

[メイン] 雪音クリス : 「……!」

[メイン] ブックエンド : 「その本を読み解くことよりも、その本を燃やしまえば……
 少なくとも私の弟は死ななかった」

[メイン] ブックエンド : 「だから、無理なんだ」

[メイン] ブックエンド : 「あの子を助けることで増える命よりも……」

[メイン] ブックエンド : 指を涙を流す少女へと向けて。

[メイン] ブックエンド : 「あの子を殺して減らない命を私は優先するだけだから」

[メイン] ブックエンド : そして、指を下ろして。

[メイン] ブックエンド : ニコリ、とクリスへと笑いながら。

[メイン] 雪音クリス : 悼む様に暫し、黙祷した後

[メイン] 雪音クリス : 「奪われる命が無ければいい、というのは綺麗事だ。 これから先、あの娘が持つ自衛の権利を奪う事になる」

[メイン] 雪音クリス : それはダメだ、では。復讐を果たさせる?

[メイン] 雪音クリス : ………賛否に分かれる心と、反転して理屈を打ち立て結論を出す理性がある

[メイン] 雪音クリス : …物言えぬ物にも心は宿る、とは。何処で聞いた話だったか。

[メイン] 雪音クリス : 例の少女のコピー元が、例の“遺産”なら。アレは人に繋がる心を持っている可能性は高く
何より、道具として運用されただけでもある

[メイン] 雪音クリス : ……自分は一度、打って出ておいて合腹だが
彼女を進ませる訳にはいかない

[メイン] 雪音クリス : 「…この場では、あたしはアンタを邪魔することになる、これは、確かな事だ」

[メイン] ブックエンド : 「…………」

[メイン] ブックエンド : コクリと頷きながらも、クリスへと目を向けて。

[メイン] ブックエンド : 「それじゃあ、殴り合いでもする?
 それともカジノらしくゲームで決める?」

[メイン] 雪音クリス : 深く、考えた後

[メイン] 雪音クリス : 「本の例えを、続けるとして。あたし達がやる事はこうなるだろう」

[メイン] 雪音クリス : 「“それでも、本を開き読み解く” 内容が、滅びだけとは言えないし、かと言って、良くなると決め付ける事もできないが……」

[メイン] 雪音クリス : 「アンタに、機会を認めてもらう為に。あたし達は努力する。それが、あたし達のやる事になる」

[メイン] 雪音クリス : …マズったな、散々考え込んで。こんな勝手で青臭い事しか言えないとは
エイキョー受けすぎたか…

[メイン] 雪音クリス : 「…兎にも角にも、アンタがどう思うかに。全てはかかる。 減らない命の為に、というのは。大事な考え方だ」

[メイン] ブックエンド : 「……ふぅん?」

[メイン] ブックエンド : またも、ブックエンドは目を細めた。
本のような厚みも無い瞳はしっかりとクリスを見て。

[メイン] ブックエンド : 「それじゃあ、どうするつもりかな?」

[メイン] ブックエンド : 「あの子を、あの指輪の持ち主は……
 本当に、絶対に、災禍を起こせない……そうするつもりだと言うのかな?」

[メイン] 雪音クリス : 「遺産には、それを起こせない様に封じる……あの子に関しては……」

[メイン] 雪音クリス : 「あたし達が、幸せに歩める様に支える。少なくとも、ケチな不幸を望まない様に」

[メイン] 雪音クリス : …不幸な者の手に宿る指輪なら
そんな物が滑り落ちる様に、幸せを掴める様に手伝う事が、対処になるだろう

[メイン] ブックエンド : 「……ふふ」

[メイン] ブックエンド : 「それは、私にはできない事だね」

[メイン] ブックエンド :  ブックエンド
「物語を終わらせるしか能のない人間には、ね」

[メイン] ブックエンド : 「ああ、わかった。その信念を私に見せてみてよ
 ここはカジノ────欲しいものはお金で勝ち取る、でしょ?」

[メイン] ブックエンド : ニッ、と笑いかけて。

[メイン] ブックエンド : 「油断したら私が取っちゃうからね〜?」

[メイン] 雪音クリス : 「……ハハ、そりゃ恐ろしい」

[メイン] ブックエンド : そしてクリスに手を振り、大勢の客の中へと紛れこんで行った。

[メイン] 雪音クリス : 「……注意させてもらうよ」

[メイン] 雪音クリス : 真剣味を帯びた声は、騒々に消え
クリスは席を立った

[メイン] 雪音クリス :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : climax「pull a rabbit out of the hat」登場:任意

[メイン] 百夜 優一郎 : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+4[4] > 67

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 63 → 67

[メイン] アストルフォ : 67+1d10 登場/リザレクト (67+1D10) > 67+1[1] > 68

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 67 → 68

[メイン] 雪音クリス : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+3[3] > 64

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 61 → 64

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────オークションの時間まで、残り僅か。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、会場の休憩室に集う3匹の兎達。
漆色の壁に寄り掛かる、一匹の黒髪の兎。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……なるほどな、そういうことだったのか」
アストルフォからは、少女の"生きたい"という願い。
そして俺からは、"指輪"の契約原理についてを共有し合い。

[メイン] 百夜 優一郎 : 最後に─────クリスから、ブックエンドの"過去"についてを聞き終えた。

[メイン] 百夜 優一郎 : 眉を顰めながら、少なくとも気分は良くはないような表情で、溜息を一つ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………弟、か」
そう、ぽつりと呟く。

[メイン] アストルフォ : 「そうかぁ…弟が…」

[メイン] アストルフォ : 悲しい顔をして、呟き

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」
……ブックエンドにも、事情があり、この……おとぎの国の世界のような場所に
降り立ち、そして一匹の兎として─────己の"欲望"を果たそうとしている。

[メイン] 雪音クリス : 「……何度聞いても、気分がいい話じゃないよな」

[メイン] 百夜 優一郎 : こくりと、クリスに頷き。
「………一般エージェントなら、んなもん関係ねぇ
 相手はテロリスト、耳を傾ける必要はねぇ
 ……って判断にはなるんだろうな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 自分で言っておきながら、さらに機嫌の悪い顔になり。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、緑色の瞳を、クリス、そしてアストルフォへと向け。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────お前らは、どうなんだ、クリス、リーダー」
腕を組みながら、壁に寄り掛かったまま。

[メイン] アストルフォ : 「そうだね…これはボクのワガママだけど
 ボクはそういうのは…嫌だな」

[メイン] 雪音クリス : 「ある程度までは、意を汲んでやりたい…ってのが、本音になるか…」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 二人の言葉を聞き、目を閉じ、しばらく無言となり。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………フッ」
ニッ、と静かに笑みを作り、瞼を開ける。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「お前らが任務仲間で良かったぜ
 ……ここでもしも、そんな判断する奴がいたら俺は」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「不良チルドレンになってたとこだぜ」
悪戯な少年のように、白い歯を見せながら、笑う。

[メイン] アストルフォ : 「それを聞いてボクも安心した! 二人が仲間で良かった!」

[メイン] 百夜 優一郎 : その言葉に、嬉しそうに、楽しそうに、にしし!と笑いながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「────それが君達の”現場判断”かな~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「どわぁぁあぁっ!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────完全に予期していなかった声の主に驚き
ビクゥッ!と体を跳ね上がらせ、壁から身を起こし、振り返る。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………!……ゼ……ゼロワン……!」

[メイン] アストルフォ : 「あっ連絡要員の…ゼロワン!」

[メイン] ”ゼロワン” : その笑みを写したようにゼロワンは笑っており。
優一郎を脅かすように、両手を肩に置きながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「やっほ~!」
アストルフォにも手を振るようにして返しながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────その"優しそうな"笑みの裏側にある"威圧感"に対し
ごくりっ、と唾を飲み込み、冷や汗を一つ、首筋へと垂らしながら。

[メイン] 雪音クリス : 「…心臓に悪いな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お、おうっ!そうだぜ!それが、俺達"現場"の判断だ……!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 意地を張り、一歩前に出し、強く主張するように、拳を握り締めながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「ひどぉい!これでも注意はしたのに~!
 ……ふぅん、それで”ブックエンド”を手伝う、ってことね~」

[メイン] ”ゼロワン” : ちらりと、笑みを浮かべながらも三人を見渡して。

[メイン] ”ゼロワン” : 「あの人、”ジャーム”だよ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────っ……!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 歯を噛みしめ、その言葉を聞いてしまう。

[メイン] ”ゼロワン” : 躊躇なく、そう言いながら。

[メイン] アストルフォ : 「……FH、だもんね」

[メイン] 百夜 優一郎 : "ジャーム"、それを聞いてしまったからには……エージェントは、チルドレンは
"対処"をしなくてはならない。それが、UGNに属するということだ。

[メイン] 雪音クリス : 「……そうか、やっぱり。か」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………………」

[メイン] アストルフォ : 「その可能性は、わかってた」

[メイン] ”ゼロワン” : 元々”ブックエンド”は行動理由からUGNからもマークを付けられていたジャームだ。欲望からズレることない様は、侵蝕率100越えに見られる現象だ。
ただ他のFHに比べると、UGNにも扱いやすいため後回しにされていただけであり────

[メイン] ”ゼロワン” : ”ブックエンド”がUGNとしての対処しなくてはならない者、ジャームであることは変わりない。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………そ、それでも……だ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ゼロワンの青い瞳を、真っ直ぐと見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……俺、こんなだから、チルドレンの中じゃ劣等生だって
 言われるんだけどさ………
 ………俺の、"家族"にさ……いるんだよ」

[メイン] 百夜 優一郎 :
      ジャーム
「─────《不死者》が」

[メイン] ”ゼロワン” : その言葉に、少しだけ目を開き、優一郎の方へと顔を向けて。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………でも、そいつは理性を失って、大暴れするだとか
 そんなことは、他と比べたらしてねぇんだ
 ……そ、そいつが理由にはならねぇってのは、分かっている、だけど」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「侵蝕率だけで……ブックエンドを、討伐対象として
 動かなくちゃならねぇってのは……なんか………嫌、なんだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ……だって、だってよ……!
確かに!会話ができなかったり、罪のねぇ人々を傷つけてたり!
そんな奴がいたら、俺も刀を手に取るぜ!

[メイン] 百夜 優一郎 : でも!
……アイツは、ブックエンドは!……会話、できてたじゃねぇか……!

[メイン] アストルフォ : 「……やっぱり、そう思うよね」

[メイン] アストルフォ : 「ボクもさ、さっきの話聞いて…ほっとくのは嫌だなって思っちゃった」

[メイン] アストルフォ : 「思っちゃったからには、ボクはもうどうするか決めたも同然!」

[メイン] アストルフォ : 「ボクらは、ブックエンドも…”みんな”が納得する終わりがいい!」

[メイン] アストルフォ : 「それがリーダーとしての判断! 嫌と言ってもついてきてもらうよ~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : アストルフォの言葉に強く同調するように、深く頷き
ゼロワンの瞳を真っ直ぐ見つめたまま、視線を逸らさないまま。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ゼロワン、お願いだ……頼む……いや」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お願い、します」

[メイン] 百夜 優一郎 : 真剣な表情で、姿勢を正し、そして……頭を、下げた。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……アイツを、"処置"しなくてもいい存在かどうかってのは
 まだ、判断材料が薄いってのは……俺も、理解してる……
 だから……!そこを込みで!……調査を、させてほしい……!!」

[メイン] ”ゼロワン” : 彼が頭を下げた様子に、流石の連絡員と言えどもバツが悪そうに頬をかきながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「あなたも同じ考えかな?」

[メイン] ”ゼロワン” : クリスへと目を向けて、ぴょんと兎耳を揺らしつつ。

[メイン] 雪音クリス : 「…ここで振られるか」

[メイン] 雪音クリス : 困り眉を少し作り、はにかむと

[メイン] 雪音クリス : 「ああ、同じだ。 あまり冷静とは言い難いんだが…」

[メイン] 雪音クリス : 「……同情した」

[メイン] アストルフォ : 「でしょでしょ? みんなおんなじ気持ち
 だからこれが最良の”現場判断”!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………必ず、良い結果に終わらせるとも、約束する……!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「必ず……だ……!」
冷や汗を浮かべながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 拳を握り締める、手汗がほんのりと沁みているのが分かる。

[メイン] ”ゼロワン” : 三人の言葉に、ん〜…と頬をかく。
さすがに子供に頭を下げられたのではバツが悪かったが。

[メイン] ”ゼロワン” : いくばくか、鋭いような瞳を向けて。

[メイン] ”ゼロワン” : 「ジャームはジャームだからダメってわけじゃない
 何をするかも分からない、彼女こそもばーんって爆発しちゃう可能性があるからこそ……討伐しないといけない、っていうのはわかってるよね?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………あ、ああ……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 何が起こるか分からない、未知の存在。
ジャームとは、まだ研究が足りていない、恐ろしい存在なのだ。

[メイン] ”ゼロワン” : 「君達は、君達だけじゃない
                     ベット
 あの人を今見逃すことによる民間人の命を賭けてしてるわけで〜」

[メイン] ”ゼロワン” : 「……それもわかってる、って顔かな?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 苦虫を嚙み潰したような顔で、拳を握り締めながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : ゼロワンの言葉は、正論も正論であった。
何から何まで正しい。そしてその言葉は、"日常"を守りたいと
強く願う優一郎にとっては、都合の悪い言葉でもあった。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────ゼ、ゼロワン、それなら……!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 顔を上げ、真っ直ぐと見て。

[メイン] ”ゼロワン” : 「うんうん?」

[メイン] ”ゼロワン” : 優一郎へと目を向ける。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「アイツの動向をしっかりと監視をし……
 そして、民間人への被害が向かわないように……!する……ってのは
 ……駄目、かな……?……難しいのは、分かってる、でも……
 ………いや、ここで何を言っても、なんだが、俺は……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────同じ、"家族"を失ったモンを、見捨てられなくて……
 ………アイツを、少し……信じてみてぇ気持ちも、あったり……ていうか……」

[メイン] アストルフォ : 「そうだね。ボクらで責任を持って見張るし…それに…」

[メイン] アストルフォ : 「もし、そうなった時は、ボクが彼女を倒すよ」
珍しく、冷たい顔をして

[メイン] 百夜 優一郎 : バツの悪そうな顔で、少し視線を逸らす。
徹底的な監視など、確かにオーヴァードであれば可能であろう。
しかしそれは、超人であれど、正直言ってしまえば……。

[メイン] 百夜 優一郎 : 無茶だ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 何故なら、ここに集められている者達はいずれも
並みのオーヴァードよりも優れた戦闘能力を持つ
ゆえに、こうして現場にひっきりなしに動員されている。
そして、この先も動員されることもなるだろう。

[メイン] アストルフォ : アストルフォは英雄の伝承が元になったRB
実のところ、かわいそうだからという我儘な理由で手伝いたいと言っているだけで、怪物と化したブックエンドを殺すことに抵抗はなかった

[メイン] 百夜 優一郎 : そうして度重なる任務の中、FHエージェントを監視し続けるというのは
これこそ、子どもの戯言と切り捨てられてもおかしくはない。

[メイン] アストルフォ : 「それこそ、全霊を持ってね。他の人に迷惑なんてさせやしない」

[メイン] 百夜 優一郎 : それでも優一郎は、信じたい。
……そもそも、そんな悪い事に……なってほしくない。
アイツに、やってほしくないという……子どもじみた、希薄な願いがあった。

[メイン] ”ゼロワン” : アストルフォ、優一郎。彼らの言葉を聞いた。
それは”覚悟”の印だった。自分が手をかけてみせる、自分が手を出さないようにしてみせる。いずれも、彼らは自分を掛け金にしている。

[メイン] ”ゼロワン” : だからこそ、んむぅ~、と唸る様にしてから。

[メイン] ”ゼロワン” : 「まあ、そうなったら」

[メイン] ”ゼロワン” : 「私とあなた達で、責任はわけあいっこしよっか?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ああ、わかっ…… ………え?」

[メイン] ”ゼロワン” : にひひ!と笑みを浮かべながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 目をぱちぱちとさせ、眼前の薄ミルク色の髪の女を見上げ。

[メイン] ”ゼロワン” : 「その”もし”があったら、私の方でも始末は付けるよ~?
 でも、あなた達はその”もし”を無くそうとしてる」

[メイン] アストルフォ : 「……いいの?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「だから、もちろん!」

[メイン] ”ゼロワン” : アストルフォに、ニッと笑いかけて。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「な、なんで……!?だ、だって、ゼロワンに、何の得も……!」

[メイン] ”ゼロワン” : 「ん~~~っ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 自分達で責任を取る、とは言ったが。
実際問題、自分達がやらかした問題というのは、大なり小なり
お目付け役たる連絡員─────ゼロワンも、被ることとなる。

[メイン] ”ゼロワン” : 「あなた達がとぉーってもやる気だから……そっちの方が楽しそうだったもの!」

[メイン] 百夜 優一郎 : だからこそ、優一郎も答えに渋っていた側面はあり。
加えて、彼女から飛び出た言葉というのも
優一郎の全くの予想外なものであった。

[メイン] ”ゼロワン” : あっけらかんと言いながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「た、楽しそう……!?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「それがあなた達のハッピーエンドなんでしょ?
 なら、さいっこうの物……見せてほしいもの!」

[メイン] ”ゼロワン” : 「そのためなら……見物料は払うよ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………!!」

[メイン] アストルフォ : 「キミ、良い性格してるね~~」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……は、はは……ほんと、全くだぜ……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 緊張が解れ、へにゃりとした笑みが漏れながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「ふふふ、君達が楽しいことしてるからだよ~」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………マジで……ありがとう、ゼロワン……本当に、マジで……
 ……後悔は、させねぇ─────絶対に」

[メイン] ”ゼロワン” : アストルフォ、優一郎の頭を撫でようとしつつも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「おわぁっ!……くぅぅ……」
大人しく撫でられる、抵抗しようにも
ゼロワンにはこれで、大きな借りができてしまった。

[メイン] 百夜 優一郎 : ぐぬぬっ……!という顔で、頬を少し赤らめながら
上目遣いで、ゼロワンを睨むようにする。

[メイン] ”ゼロワン” : 「さて!」

[メイン] ”ゼロワン” : ぱちん、と両手を叩き。
全員の顔を見返しながらも。

[メイン] アストルフォ : ニッコリ笑いながら撫でられて

[メイン] ”ゼロワン” : 二人の反応に、楽しげに笑いつつも。

[メイン] ”ゼロワン” : 「とはいえ、まだ壁はあるよね?」
と言いながら、目線は広場の掲示板へと目を移す。

[メイン] ”ゼロワン” : そこには、通常生きていれば目にすることもない0が多数並んでおり。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………まぁ、な」

[メイン] ”ゼロワン” : それが、彼女────指輪と少女に掛けられている値段。

[メイン] 百夜 優一郎 : 同じように、ゼロワンの見ている方へと目線を動かし。

[メイン] アストルフォ : 「そうそうそれだよ~…」

[メイン] アストルフォ : 「助けるって約束したはいいけど方法はさっぱり! 何かいい案なーい?」
百夜とクリスにそう問いかける

[メイン] 百夜 優一郎 : 「か、金……もうオークションの時間も……うげっ!?
 こんだけしかねぇのかよ……!?……ぐっ……!」
壁に飾られてある、高そうな時計を見ながら、悔しそうな顔になり。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……いい案……いい案……な、なら……」

[メイン] 雪音クリス : 「…流石に一日となると何もできねえな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……チ、チェキ………とか……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 後半、すごい小さい声で。

[メイン] 百夜 優一郎 : 顔を真っ赤にさせながら。
何も案が無いよりも、何か案を出したいという、男の子なりの意地で。

[メイン] アストルフォ : 「確かに優くんなら結構な額稼げそうだよね~、可愛いし!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「~~~~~~~~~~~~~っ!?!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 顔から湯気が出る。何とも言えない顔になりながら。

[メイン] 司会者 : 「あらあら、きぃっとマニアに大人気ですよぉ?
 特にマダムさんとかには絶大じゃあないですかぁ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ば、馬鹿なこと言うんじゃねぇ!!そ、それなら!
 リーダーの方がよっぽどいいだろ!可愛いってなら……!」

[メイン] 司会者 : その4人の元にふらりと。気味悪い笑顔を浮かべつつも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……………」

[メイン] 百夜 優一郎 : ムスっとした顔で、横を見て、腕を組みながら。
しばらくの静寂。

[メイン] アストルフォ : 「あっ、司会の人」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………あ!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を真ん丸にして、長身の男を見上げる。

[メイン] 司会者 : 「はぁ~い❤」

[メイン] 司会者 : 手をひらひらと仰ぎ、目を細めながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 体を跳ね上がらせながら、なんとか驚いていないような
顔を必死に作りつつ。

[メイン] 雪音クリス : 「…ん? 確か、情報をくれたって話だが…?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……お、大人ってのは!どいつもこいつも!
 驚かせるのが好きな奴ばっかだな!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ガキなりに皮肉を投げようとして、結局ビックリしちゃったことを吐露。

[メイン] 司会者 : 「それくらい子どもの反応がいいってことですからねえ~」

[メイン] 司会者 : ニヤニヤとしつつも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ぐぬぬぬ……!としかめっ面になりながら。

[メイン] 司会者 : 「それはさておき、お金にお困りの様ですか?」

[メイン] 雪音クリス : 「……耳が良いな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………ああ、そうだよ!
 俺の持ち金に関しちゃ、もうすっからかんだしな!
 どっかの誰かさんのせいでな!」

[メイン] アストルフォ : 「商売上手だな~」

[メイン] 司会者 : 「ちょぉ~ど、一日限定のアルバイトをご用意しようと思っていたんですがぁ~~~
 ……ご興味、あります?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 少しムキになったような表情で、腕を組みながら、ぷいっ!と
顔を背ける。意地を張りに張っちゃっている。

[メイン] 司会者 : 「うふふ、このカジノでは地獄耳ですから~」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………アルバイト?」
顔を背け、眉を顰めながらも、緑色の瞳を男の方へと向けながら。
興味ありげな声のトーンで。

[メイン] 司会者 : 「えぇえぇ」

[メイン] 司会者 : 優一郎の言葉と共に、チラシのようなものをテーブルへと置く。

[メイン] 司会者 : 「オーヴァード、バトロワイヤル」

[メイン] 百夜 優一郎 : 訝しむような表情で、顔を並べられたチラシの方へと向け。

[メイン] アストルフォ : 「オーヴァードバトルロワイヤル…!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………聞いたことがあるぜ」
腕を組み、壁に寄り掛かりながら。

[メイン] 司会者 : 「確かに優一郎さんにはチップを貰った通り、素寒貧なあなた達でも~できることはありますよぉ
 あなた達自身を、賭け馬にすることです」

[メイン] 司会者 : 「ほほう、お耳が早い!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「Sランキングってやつだろ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ※上級ルルブ、p.130

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……確かに、"ギルド"が管轄するカジトとなりゃ
 こういう余興も、やってるだろうな……」
この世界では、一体どのオーヴァードが強いのか?
その議論が、裏社会等では話題に上がることがある。
ゆえに、それをテーマとした賭け事も当然、あってもおかしくない。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………んで、俺が賭馬、か」

[メイン] 雪音クリス : 「…なーるほど」

[メイン] アストルフォ : 「なるほどねぇ…」

[メイン] アストルフォ : 「確かに、それなら稼げそうだね!」

[メイン] 司会者 : 「ええ、オーヴァードになったからとは言え、それを見せ物として見てみたい人もいらっしゃるのですよぉ
 それに腕自慢の方々も色々と、ね」

[メイン] 百夜 優一郎 : 加えて"ギルド"は、ここで得た戦闘データを元に
Sランキングなるものを作成しているとも聞いたことがある。

[メイン] 司会者 : 優一郎にうなずく。異能を使えるオーヴァードたちなら考えるであろう、最強決定戦。それを望む者も多い、が。

[メイン] 百夜 優一郎 : Sランキング運営に情報を提供することは
金儲けに繋がる、単純ながらも確実に儲けが出る仕事だ。

[メイン] 百夜 優一郎 : アストルフォの言葉に、静かに頷き。

[メイン] 司会者 : 「もっとも」

[メイン] 司会者 : 「甘くはないですよぉ?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ヘッ、上等だ」
ニヤリと笑い。

[メイン] 百夜 優一郎 : 壁から体を離し、首のストレッチをしながら。

[メイン] 司会者 : 一瞬眼鏡から司会者の顔が見えなくなりながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「乗ったぜ、なぁ?リーダー」

[メイン] 司会者 : 「おやおや、威勢がいいですねえ~!」
楽しげにけらけらと笑いながらも、眼鏡をかけなおし。

[メイン] アストルフォ : 「もちろん!」

[メイン] 雪音クリス : 「…やる事が、やる事だ。これくらいは体を張らないとな…!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 二人の答えに、ニッ!と笑う。
子どもっぽくも、楽しそうな顔で。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……やっぱ、"仲間"ってのは、いいな。

[メイン] 百夜 優一郎 : そんなことを心の中で呟きながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────ゼロワン、別にいいだろ?
 ここには、一般層はいねぇんだ
 ……思う存分、暴れても構わねぇ、だろ?」

[メイン] ”ゼロワン” : ひゅう、と口笛を吹きながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 「思いっきりやっちゃって~!
 怪我したらウサギさんのりんご、持ってきてあげるからね~」

[メイン] ”ゼロワン” : 冗談なのか励ましなのかわかりにくい言葉を送った後。

[メイン] 百夜 優一郎 : なんだそりゃ、と笑いながら。

[メイン] 司会者 : 「ではでは、決まりという事で~~
 くれぐれも負けないでくださいよぉ?」

[メイン] 司会者 : ぴん、と司会者は優一郎に何かを弾き。

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 財産P : 0 → 1

[メイン] アストルフォ : 「へへん!負けるつもりはもろちんないよ!」

[メイン] 司会者 : 「私、これくらいあなた達に賭けてるんですから、ねえ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────おわっとっと!?……こいつは……」

[メイン] 司会者 : 「おやおや!いい言葉が聞けましたねえ!
 あの子もきっと嬉しくなるでしょうね~!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 少し手のひらで弾かれたコインを、宙でキャッチしながら。
ゆっくりと開き、そのコインを見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………………ヘッ……ったく、粋なことしやがるぜ」
ニヤリと笑いながら、司会者の方を見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : ありがとよ。と心の中で呟く。

[メイン] アストルフォ : 「よ~し! これで自由にしたげるからね~!」

[メイン] アストルフォ : 堂々と宣言する
頭で考える前にまず行動がアストルフォという生き物だった

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] 少女 : 「…………また……あんなに大声で……」

[メイン] 少女 : 鎖につながれた少女は、広場からも見えるアストルフォの顔を見ながら。
内心、彼がどうなることかとハラハラしていたが。

[メイン] 少女 : 「……………」

[メイン] 少女 : 「……でも……心が、ぽかぽか……する……」

[メイン] 少女 : ぎゅっと、両手を握る。
────彼が勝てますように、と。

[メイン] 少女 :  

[メイン] 少女 :  

[メイン] 少女 :  

[メイン] GM : ・”遺産”の落札価格および、”ブックエンド”が提示した以上の金額を稼ぐ
 難易度100 判定:任意

[メイン] GM :  

[メイン] 雪音クリス : 判定は射撃、カスタマイズとコンセントレイトを使おうと思うけど大丈夫か?

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 雪音クリス : うわ!ありがとう!!

[メイン] 雪音クリス : 5dx7+5 (5DX7+5) > 10[2,3,4,8,10]+10[1,9]+6[6]+5 > 31

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────さて。

[メイン] 百夜 優一郎 : なるほどな……流石は裏カジノと言ったところか。

[メイン] 百夜 優一郎 : FH、そして"ギルド"、はたまた……ヤのつくモンに、マのつくモン。
どいつもこいつも、"場慣れ"してやがる顔ぶればかりだぜ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 俺を見る目も、ガキを見てるような目じゃねぇ。
戦士として見ている。
……甘く見ていたのは、俺の方だったのかもしれねぇな。

[メイン] 百夜 優一郎 : 刀を肩に置き、ふぅ。と一呼吸の後─────。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ブックエンド、どっかで見てんだろ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「俺は……俺なりに、正しいと思うことを貫き通す」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────こいつが、俺の覚悟だ!」

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 《無形の影》《コンセ》

[メイン] 百夜 優一郎 : 《賢者の石》

[メイン] 百夜 優一郎 : 1D (1D10) > 4

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 67 → 75

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 6dx5 白兵判定 (6DX5) > 10[1,1,1,5,9,10]+10[1,5,8]+10[2,5]+4[4] > 34

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────少年は、緑色の刀を振るうッ!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 見せもんになろうが、なんだろうが、もう関係ねぇ!!
恥ずかしい格好だとかの前に!俺には……!!!
掴みてぇ"幸せ"ってのが、あんだよ!!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────なぁ!そうだろ!

[メイン] 百夜 優一郎 : リーダー!

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] アストルフォ : 「みんな良いね~! ボクも負けてらんないや!」

[メイン] アストルフォ : 「……それじゃ、やろう!」

[メイン] アストルフォ : ────自由にしてやる、なんて言ったんだから
まずはボクが自由に振る舞って見せないとね!

[メイン] アストルフォ :            ヒポグリフ
「行っくよ~! 『この世ならざる幻馬』!!」

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ : ロイス取得
少女 〇庇護/不安
「ボクが、自由にしてみせる!!!」

[メイン] system : [ アストルフォ ] ロイス : 2 → 3

[メイン] アストルフォ :  

[メイン] アストルフォ : 《援護の風》《ウインドブレス》
少女のロイスをタイタスに C値‐1

[メイン] アストルフォ : (3+1+5)dx9+1+9 【精神】<RC> (9DX9+10) > 8[1,2,3,3,5,5,7,8,8]+10 > 18

[メイン] アストルフォ : 《妖精の手》《妖精の輪》

[メイン] アストルフォ : 1dx9+20 (1DX9+20) > 2[2]+20 > 22

[メイン] アストルフォ : 1dx9+30 (1DX9+30) > 2[2]+30 > 32

[メイン] 少女 : ────《宵闇の魔花》

[メイン] 少女 : 少女の手が、ふわりと光り。
光はひらひらと、アストルフォへと届いていく。

[メイン] 少女 : アストルフォの達成値+3。HP-5。

[メイン] 少女 : 少女がエフェクトを行使したことは、これで初めてだった。
そのため、アストルフォの背中に痛みこそを与えたが。

[メイン] 少女 : ────その背中を、後押しした。

[メイン] アストルフォ : 「うぉ!? ……えへへ!わかった!」

[メイン] アストルフォ : 遠い距離でも心が通じたように、そう笑って

[メイン] 少女 : が・ん・ば・っ・て・!
そう、口だけで届かせて。

[メイン] アストルフォ : 「うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!」

[メイン] アストルフォ : 幻馬を駆り、縦横無尽に駆け巡る

[メイン] アストルフォ : それは、戦うというよりも
まるで自由に飛び回るようで

[メイン] アストルフォ : リングなんて狭い範囲を気にせず、ただただ楽し気に

[メイン] アストルフォ : もちろん、相手を舐めているなどという訳ではない
これが、今のアストルフォの本当の本気だった

[メイン] アストルフォ : そして…

[メイン] アストルフォ : 「とりゃぁぁああああああああ!!!」

[メイン] アストルフォ : ついに、勝利の時を迎える

[メイン] アストルフォ : 「えへへ…ブイ!」

[メイン] アストルフォ : アストルフォは、笑顔でVサインを少女へと送った

[メイン] 少女 : 「……わあああ…………!!!」

[メイン] 少女 : 英雄が見せた景色は────”自由”。
この狭い部屋の中でも、まるで彼が羽ばたく世界は”外”だというように見えて。

[メイン] 少女 : 「……えへへ……ぶいっ……!!」

[メイン] 少女 : 返すように────笑顔とVサインを、彼に送ってみせた。

[メイン] アストルフォ : そのまま少女の元へと駆け寄る
周りの目なんて気にしちゃいない

[メイン] アストルフォ : 「勝ったよ~! これで…これで、キミは自由だ!」

[メイン] アストルフォ :  ・・
「シロ!!」

[メイン] アストルフォ : なんて事はない
呼ぶ名がないと不便だから、名前を付けた
名づけの理由は、白いから
そんな単純な思考

[メイン] アストルフォ : でも、その声音は本当に嬉しそうに
彼女の”名”を呼ぶ

[メイン] 少女 : 「────!」

[メイン] シロ : 「……勝った……んだ……!!」

[メイン] シロ : 名も無き少女、いや────"シロ"は、駆け寄ってくる彼に感極わまったように、両手を握りしめて。

[メイン] シロ : シロの頭は、このカジノでは────
"死にたい" "消えてしまいたい" "生まれて来なければ"という考えで埋め尽くされていた。

[メイン] シロ : それが今は、どうだ。

[メイン] シロ : ────私は……私は!!アストルフォと、自由を感じたい……!!あの人と一緒に、外に羽ばたきたい……!!!

[メイン] シロ : そう、"願った"。

[メイン] GM : カラン、カラララン。

[メイン] GM : 広場に、小さな物が転がっていく音がする。

[メイン] GM : それはシロには不要なもの。
────死を求める"遺産"であった。

[メイン] GM :

[メイン] 司会者 : 「あら?」

[メイン] 司会者 : 「あらあらあら?」

[メイン] 司会者 : 「おぉ〜っと!ヒーローがヒロインをかっさらっちゃいましたね?」

[メイン] 司会者 : 「なぁんだ、じゃあ無用の産物ですねぇ」

[メイン] 司会者 : 「まぁ」

[メイン] system : [ 司会者 ] 財産点 : 0 → -15

[メイン] 司会者 : 「ここから捲られるかもしれませんしね?」

[メイン] 司会者 :

[メイン] 司会者 :

[メイン] 司会者 :

[メイン] 百夜 優一郎 : ヘッ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 傷だらけのバニーの少年は、会場から遠く見上げ
そして─────へらついた顔で、男を見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……どんだけおもしれぇんだよ、おめぇは」
そして、踵を返し─────最後の地へと、足を勧めるのだった。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 雪音クリス :

[メイン] 雪音クリス : (64+1D10) > 64+7[7] > 71

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 64 → 71

[メイン] 雪音クリス :  

[メイン] 雪音クリス : 「……さあ、事後の対処だ。このまま穏便に終わって欲しいんだが」

[メイン] 雪音クリス : この案件に置いて、最後に解決すべき案件はブックエンドへの説得だ。
このまま、この場でのルールで押し切るにしろ、後日襲撃されては意味がない

[メイン] 雪音クリス : よって、交渉の必要に迫られ……
今現在、兎耳を下げて探し回っている訳だ

[メイン] 雪音クリス : 「……見つけるのは、あたしじゃなくて相手かもしれないがな」

[メイン] GM : メインイベントであるオークションが終了したことにより、カジノ内は少々人の数が少なくなっていた。
これでも人はいた方だが、先ほどと比べると目に見えて減っていて。

[メイン] GM : そんなカジノに、ぱちぱちと、拍手の音が響く。

[メイン] 雪音クリス : 「…まだ、いてくれたか。助かるよ」
拍手の元へ視線を向ける

[メイン] ブックエンド : 「見守るって言ったからね〜」

[メイン] ブックエンド : にこり、とまたほほ笑みかける。
ワインを片手に飲んではいるのは、仕事終わりという意味合いが強いからだろう。

[メイン] ブックエンド : 「それにまぁ君達が失敗したなら私が手を下す予定でもあったんだけど
 ……どうやら、買い付けは成功したようだしね?」

[メイン] ブックエンド : おめでとう〜!と、ぱちぱち、手の甲と手のひらを合わせつつ。

[メイン] 雪音クリス : 「…それで、あんたはどうする予定なんだ?」

[メイン] ブックエンド : 「ん〜……」

[メイン] ブックエンド : 「まぁ、帰るとするよ
 得することすらなかったとはいえ、損することもなかったしね」
ワインをちゃぷちゃぷ、揺らしながら。

[メイン] ブックエンド : 「もっとも……まだ不確定要素ではあるのには変わらない」

[メイン] ブックエンド : 「もし何かあるようなら、先に手を出すのはUGNじゃなくて私だよ」

[メイン] ブックエンド : 手をひらひらと、まるで手放すように手を振りながらも。
その瞳は突き刺すような眼差しを向けていて。

[メイン] 雪音クリス : 「…疑うな、とは言えないし。そのスタンスを取ってくれるのは、こっちとしては有難い」

[メイン] 雪音クリス : 譲歩して貰った…のだろう。
不確定要素である事は、こちらとしても否定はしきれない以上。 ここが、恐らくは限度だ

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────よう、ただで帰らせるかよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ブックエンドの背後に立つ、バニー姿の、黒髪の少年。

[メイン] 雪音クリス : 「…!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎の視線は真っ直ぐと、ブックエンドの後ろ姿を見据えており。

[メイン] ブックエンド : 空になったワイングラスを置き、声の主へと目を向ける。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────そして、シュッ!と"何か"を、ブックエンドへと投げる。

[メイン] アストルフォ : 「そうそう。このままじゃボクたち、満足しないもんね」

[メイン] アストルフォ : 同じく、後ろに立つ、バニー姿の桃色の髪の少年

[メイン] 百夜 優一郎 : アストルフォの言葉に、同調するように頷き。

[メイン] ブックエンド : 「おや、もう登場人物ですら無くなった私に何か御用でも? ────おっと」

[メイン] ブックエンド : 現れた二人に目を向けると同じくして、"それ"を手で掴む。

[メイン] 百夜 優一郎 : それは……。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ”ニーベルングの指輪”であった。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………手が滑っちまったな」

[メイン] ブックエンド : 「────これは」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「チッ、リーダー、どうする」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「このままじゃ、逃げられちまうぜ?」

[メイン] 雪音クリス : 「…渡すのか、それ」

[メイン] ブックエンド : ブックエンドも、驚いたように目を見張りながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………あーーークソ!別に渡すつもりだとか!そんなんじゃねぇ!
 た、確かに!俺の今の演技は、すげぇ棒読みだったけどよ……!!」

[メイン] ブックエンド : 確かに、それは今回の"遺産"であり────破壊するべき対象であった。

[メイン] 百夜 優一郎 : 頭をガシガシと搔きながら、クリスの方を向いて。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………まぁ、なんだ、ブックエンド」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「俺は別に、EXレネゲイドの命がどうだとか
 そういうのにすげぇ拘りがあるってわけでもねぇし
 ………論点をそこに持ち込まねぇでおいてほしいと、一旦話しておくぜ」

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、目を細めながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………俺はよ、俺ならよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「"家族"をブッ殺した相手がもしも目の前にいるなら」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────緑色の瞳には、めらりと燃える炎が。

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────この世に生まれてきたことを後悔するくれぇに
 ズタズタに引き裂いて……ブッ殺してやる」

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………アンタの話、勝手に聞いちまって、悪ぃな」

[メイン] 百夜 優一郎 : バツが悪そうに、視線を逸らしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………まぁ、なんだ……俺も……なんつーのか……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……満足、できねぇんだよ」

[メイン] ブックエンド : 「…………」
一瞬、ブックエンドの瞳が黒く塗りつぶされたように。それでいて、優一郎を瞳の中に捉えながら。

[メイン] ブックエンド : 「満足、か……」

[メイン] アストルフォ : 「ボクもキミの話勝手に聞いちゃったんだけど…やっぱキミが満足しないままなことに、ボクは満足できないんだ」

[メイン] ブックエンド : そして、その言葉の意味を噛み砕くように。
強ばっていた顔が、徐々に緩んでいきながらも。

[メイン] ブックエンド : 手の中の指輪をしっかりと握りしめて。

[メイン] アストルフォ : 「ま、ボクが興味あったのはシロだけだったってのもあるけどねー」
お金はそんないらないしー、と腕を後ろ手で組みながら

[メイン] ブックエンド : 「……ふふっ、そうか、そうか……」

[メイン] ブックエンド : 「私はもはや必要ない人間だ
 ブックエンド、本の衝立が"満足"を求めるなんておかしな話だ」

[メイン] ブックエンド : 「……だがそれでも君達は……ふふ、変わった子達だ」

[メイン] ブックエンド : 微笑む顔は、オークション時に見せた顔ではない。
からかう様な顔からどこか、薄らと微笑む顔へと変わりゆき。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「必要ない?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 一歩踏み出し。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「んなもん、誰が決めた?神か?鬼か?」

[メイン] 百夜 優一郎 : そして、ブックエンドの眼前に立ち、その目をじっと見つめながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────お前も、"登場人物"だろうが!」

[メイン] ブックエンド : 「なっ……!?」

[メイン] ブックエンド : 優一郎の踏み出しに、一瞬臆したように一歩下がる。

[メイン] ブックエンド : 「……何を……!?」

[メイン] アストルフォ : 「必要ない人間なんていないよ。
 シロもそう。みんな必要なんだ。」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ああ。
 ……まさか、俺の勘違いなわけがねぇよな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………弟……"家族"が殺された恨みってのは
 これでお終いにできるもんなのかよ」

[メイン] 百夜 優一郎 :
            ジャーム
「…………俺はな……俺もな、"鬼"に、殺されてんだよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………"家族"を」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だから……二度と、そんなことを起こさせねぇように……!
 俺は、UGNとして!最前線で戦ってんだ!
 ─────ブックエンド!お前は、どうなんだよ!!」

[メイン] ブックエンド : 《ハンドレットガンズ》

[メイン] 百夜 優一郎 : オートアクション:決闘者の剣装備

[メイン] ブックエンド : ブックエンドは、手の中で銃を形作り。
優一郎へと向けながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎は、鞘に納めた刀を滑らせ
ブックエンドへと向けながら。

[メイン] アストルフォ : 「ちょっとちょっと!?」

[メイン] ブックエンド : 「それじゃあ、ここで私が止まるとでも思ったのか?少年」

[メイン] 百夜 優一郎 : ニヤリと笑い。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………ああ、そうこなくちゃな」

[メイン] ブックエンド : 「今回は私の手に無かっただけ、だ
 次が君達UGNの手に渡るとは言わせないよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「それでいい」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「俺はお前の邪魔をし続ける」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だから」

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 「─────ずっと俺の前に現れ続けな、"最重要登場人物"!」

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] ブックエンド : 「……………………」

[メイン] ブックエンド : 「…………はぁ〜〜〜…」

[メイン] ブックエンド : 「……私の負けだよ、少年」

[メイン] ブックエンド : ぱっ、と向けていた銃を消失させて。

[メイン] 百夜 優一郎 : ニッ、と笑い。刀を鞘へと、ゆっくり納める。

[メイン] アストルフォ : 「ほっ……」
その様子に胸を撫でおろし

[メイン] ブックエンド : 「……どうやら"主人公"様は、私と踊るのが好きみたいだ ……そんな君に見事、仕立て上げられた、か」

[メイン] 雪音クリス : 「…想像もしなかった展開だな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「"不幸"のままってのは嫌いなもんでな
 そんなおとぎ話、見たくもねぇな、俺は」

[メイン] ブックエンド : ブックエンドの"欲望"は、"レネゲイド被害への復讐"である。つまりそれ以外に銃を向けることは、彼女の信念を曲げることに他ならない。
銃を向けた時点で、ブックエンドの負けだ。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……ま、俺もそういう意味では、"負け"だろ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 俺の刀は、ジャームを斬るためにある。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────目の前にいるのは、どう見たってよ。

[メイン] 百夜 優一郎 : ジャームなんかじゃねぇだろ。

[メイン] ブックエンド : その真っ直ぐな瞳に、はは、と笑い声を零して。

[メイン] ブックエンド : 「少年」

[メイン] ブックエンド : 「君、名前は?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ジャームじゃねぇ奴に刀向けるのなんて、ダセぇぜ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「百夜 優一郎」

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────本名で名乗る。

[メイン] ブックエンド : 「うん、優一郎くん、か
 とてもいい名前だ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………アンタは?」

[メイン] ブックエンド : しっかりと覚えたよ、と声を掛けて。
くるりと翻すように背中を見せたブックエンドは。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「おいおい、まさか俺にだけ名乗らせて終わりじゃねぇよなぁ?」
生意気なオスガキ全開の態度で、へらへらと笑い。

[メイン] ブックエンド : 「おや?」
指を自ら唇に当てて、悩む素振りを見せて。

[メイン] ブックエンド : 「おっと、それは言えないな」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「んだよ、脱兎の如く逃げやがって」

[メイン] ブックエンド : その指を優一郎の口に当てて。
シーっ、と口を塞ぐように。

[メイン] ブックエンド : 「……また、私の前に立ちはだかってくれるんだろう?
 なら……次会えたら、ね」

[メイン] 百夜 優一郎 : ニッ、と笑い。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「もちろんだ」

[メイン] 百夜 優一郎 : ロイス取得
"ブックエンド" 〇親近感/憐憫
「─────またな!」

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ロイス : 2 → 3

[メイン] ブックエンド : 「…………もう、断言するなよ
 少し恥ずかしいじゃない……」

[メイン] ブックエンド : 真っ直ぐな瞳に見つめられた顔は、薄赤いのを手で隠しながらも。

[メイン] ブックエンド : ブックエンドが手をひらりとかざせば。
いつの間にか────彼女の姿は無くなっていた。

[メイン] GM : そして、ブックエンドのいた場所には。

[メイン] GM : ────「もう必要のないものだ」と言うメモとともに、真っ二つに壊された指輪、無地の本が置かれていた。

[メイン] アストルフォ : 「ブックエンド~~!
 シロのこといろいろ教えてくれてありがとね~~!!」

[メイン] アストルフォ : と、彼女が去ったというのに、能天気に敵陣営の相手に感謝を告げる

[メイン] 百夜 優一郎 : そんなアストルフォを見て、すっかり気が緩み
ははっ!と楽しげに笑いながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………んじゃ、リーダー」
顎でくいっと、真っ二つにされた指輪を指しながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「怒られに行こうぜ」

[メイン] アストルフォ : 「そうだね~。めんどーだけど、仕方ない仕方ない」

[メイン] 百夜 優一郎 : 優一郎が勝手にやったことだというのに。

[メイン] アストルフォ : 面倒と口にしつつ、どこか嬉しそうに

[メイン] アストルフォ : 「じゃ、これで任務完了!お疲れ様!」

[メイン] GM :

[メイン] ブックエンド : 真っ直ぐな瞳、どこまでもつきぬける信念、誰も彼も助けようという願い。

[メイン] ブックエンド : ほんと、"弟"にソックリだ。

[メイン] ブックエンド : ……なら、あの子たちが"不幸"にならないように。

[メイン] ブックエンド :

[メイン] ブックエンド :

[メイン] GM :

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 共通ED『ぶらっくじゃっく』 登場:任意

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────こうして、任務は終えた。
"遺産"は、本来であれば回収が望ましいところであり。
破壊となった本件は、"最善"の結果からは程遠く。

[メイン] 百夜 優一郎 : 一つのEXレネゲイドの命を奪った、という責任を背負いつつも。

[メイン] 百夜 優一郎 : ─────てめぇはてめぇで命、奪い過ぎなんだよ。
という、怒りの感情も籠っており、反省の色はありつつも。
優一郎は優一郎なりに納得のある結果になった。

[メイン] 百夜 優一郎 : そして今、優一郎はUGN支部の応接室にて
ゼロワンに本件の報告を終え……。
ちらりと、テーブルに置かれたトランプを見て。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ゼロワン、そういやなんだけどよ」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ぶらっくじゃっくって、なんだ……?」

[メイン] 雪音クリス : ズコッと音を立てて席から崩れ落ちる

[メイン] ”ゼロワン” : 「あれ?優一郎くんってば知らない?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………………」

[メイン] アストルフォ : 「え~~知らないの~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : うぐっ、という顔をしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……い、いや!」

[メイン] アストルフォ : 何故かバニー服のままの煽るアストルフォ

[メイン] 百夜 優一郎 : 「確認だよ確認!!……って、リーダーはなんでまだ
 バニー姿なんだよ!?」
ムキになり、意地を張りながらも、少し眉をピクピクと動かしながら動揺を見せる。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「あと!!!ゼロワンも!!!」

[メイン] アストルフォ : 「いいじゃん滅多に着れないんだし」

[メイン] ”ゼロワン” : 「ええぇ〜〜!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「い、いや、そりゃそうかもだけどよ……!」

[メイン] ”ゼロワン” : 「だって可愛いでしょ?うさちゃんうさちゃん!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「…………」
アストルフォとゼロワンの姿を改めて見やりながら。

[メイン] 雪音クリス : 「着たいなら家じゃダメだったのかよ…!」

[メイン] ”ゼロワン” : ぴょんぴょん、とその場で跳ねて。
服や色んなところが揺れつつ。

[メイン] シロ : 「……私は……この服しか持ってないから……」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……ま、まぁ、確かに……可愛いけどよ」
少し頬を朱に染めながら、顔を背け、腕を組みながら。

[メイン] シロ : しょぼくれた顔でぼーっとしながら。

[メイン] アストルフォ : 「シロにはあとで服を買ってあげよう
 とびっきりカワイイ服選んじゃう!」

[メイン] シロ : 「……!! ほんとー……!?」

[メイン] アストルフォ : 「もっちろん!」

[メイン] シロ : アストルフォの言葉にぱぁぁ…!と明るくしながらも。

[メイン] 百夜 優一郎 : 二人の会話を見て、フッ……と、微笑ましそうに、頬を緩ませながら。

[メイン] 雪音クリス : …微笑ましくも倒錯した光景に頭痛を覚えたのか頭を押さえている

[メイン] ”ゼロワン” : シロの言葉に、かわいい〜!とパチパチ拍手を送りながらも。

[メイン] ”ゼロワン” : 「それじゃあ、ブラックジャックのやり方だけど……やった方が覚えやすい!」

[メイン] ”ゼロワン” : と、多少強引に優一郎の背中を押していき。
テーブルへと付かせて。

[メイン] ”ゼロワン” : 「皆もこっちこっち〜!沢山いた方が楽しいよ〜!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : うおぉおおっ!?と、テーブルへと運ばれる。

[メイン] ”ゼロワン” : 手をパタパタと動かし、こっちに来て!のサイン。

[メイン] アストルフォ : 「はいはーい!」

[メイン] シロ : 「……?」
言われるがままに着席し。

[メイン] 雪音クリス : のそのそと席に着く

[メイン] ”ゼロワン” : 「ブラックジャック!それは21を決める争いであり────
 そして私たちはオーヴァード!」

[メイン] ”ゼロワン” : 「イカサマトリックなんでもアリの真剣勝負だよ~!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「何ぃぃいいいいいいいいいい!?!?!?」

[メイン] ”ゼロワン” : ばっ、とカードを掴み、辺りに巻き散らかす。

[メイン] アストルフォ : 「わー」
パチパチと手を叩く

[メイン] 百夜 優一郎 : 目を大きく開きながら、巻き散らかされ、ひらりひらりと
落ちていくトランプを目で追いながら。

[メイン] ”ゼロワン” : 幸運なこと、あるいは図ったか定かではないが。
4人の元へと手札が配られていく。

[メイン] 雪音クリス : 「…さ、流石にこんな勝負でエフェクトを使うって奴はいないよな…?」

[メイン] シロ : ふんふん!と鼻息を荒げている。

[メイン] 百夜 優一郎 : ……なるほどな、もう既に心理戦は始まってるってか。

[メイン] アストルフォ : 「え? 使わないの?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ああ、もちろんだぜ?俺は、使わないぜ?」
ニヤリと笑いながら、トランプを手に。

[メイン] アストルフォ : 心理戦などできる訳もないので素で聞き返す

[メイン] 雪音クリス : 「嘘だろ…!?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「うふふふ!みんな楽しそ~!」

[メイン] ”ゼロワン” : 「いいね、私も楽しくなってきた!
それじゃあブラックジャック────開幕!」

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] GM : ・FS判定「twenty-one」

[メイン] GM : 終了条件:3ラウンドが経過
判定:肉体/感覚/精神/社会(難易度8)
支援:自由(難易度6)
最大達成値・目標進行度:設定なし
・進行度が10になる度に1d6でイベントチャートを振る。
この効果は全員に適用される。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 1d100 ハプニングチャート
(1D100) > 55

[メイン] GM : 41~60 運が向いてきた。引きがいいような気がする。1ラウンド間、全てのPCの進行度を+1する。

[メイン] GM :  

[メイン] シロ : まずは私から……こうやるのかな?

[メイン] シロ : 《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》+《援護の風》+《ウィンドブレス》

[メイン] シロ : 判定:肉体

[メイン] シロ : (3+5+5)dx7+9+3 (13DX7+12) > 10[2,3,4,5,6,6,6,7,8,8,9,9,9]+10[3,5,6,7,9,9]+10[1,6,8]+10[9]+10[7]+10[7]+5[5]+12 > 77

[メイン] シロ : 進行度は……8!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 0 → 8

[メイン] GM : 進行度が8になったのでシロは2回ポイントダイスを振れる

[メイン] シロ : 2d10 (2D10) > 15[10,5] > 15

[メイン] シロ : 2d10 (2D10) > 10[2,8] > 10

[メイン] system : [ シロ ] ポイント : 0 → 25

[メイン] シロ : こうやっていくわけだね…

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 次、アストルフォ

[メイン] アストルフォ : じゃあ行っくよー!

[メイン] アストルフォ : 《オリジン:レジェンド》《援護の風》《ウインドブレス》

[メイン] アストルフォ : 判定:精神

[メイン] GM : 来い

[メイン] アストルフォ : (3+1+5)dx+2+9 【精神】 (9DX10+11) > 10[2,3,4,6,6,7,8,9,10]+10[10]+1[1]+11 > 32

[メイン] アストルフォ : 《妖精の手》《妖精の輪》

[メイン] GM : 進行度+5をお前に教える

[メイン] GM : なにっ!

[メイン] GM : いいよ

[メイン] アストルフォ : 1dx+41 (1DX10+41) > 9[9]+41 > 50

[メイン] アストルフォ : 1dx+51 (1DX10+51) > 8[8]+51 > 59

[メイン] アストルフォ : そこまで伸びなかったかぁ…まあ仕方ないね!

[メイン] GM : とはいえ進行度+7だな

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 8 → 15

[メイン] GM : 2回ポイントダイスを振れることを教える

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 18[8,10] > 18

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 7[2,5] > 7

[メイン] system : [ アストルフォ ] ポイント : 0 → 25

[メイン] GM : そしてアストルフォの+で合計10になったのでイベント

[メイン] GM : 1d6 (1D6) > 1

[メイン] GM : 1:全員が次に振れるダイスが2個減少する。

[メイン] GM : こわい

[メイン] GM :  

[メイン] 百夜 優一郎 : GM!

[メイン] 百夜 優一郎 : ゴネるぞ!

[メイン] GM :

[メイン] GM : はい

[メイン] 百夜 優一郎 : もうEDだぜ?だからよ

[メイン] 百夜 優一郎 : な?制限エフェクト、もう、な?

[メイン] 百夜 優一郎 : 使っても、いいよな?

[メイン] GM : ええ~~~~~~~~~~~~

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 百夜 優一郎 : うわ!!!!!!!!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 《螺旋の悪魔》《無形の影》《コンセ》《背徳の理》《原初の黒:リミットリリース》《Dロイス:賢者の石》《極限暴走》

[メイン] 百夜 優一郎 : ……ブックエンド!力を貸してもらうぜ!

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ロイス : 3 → 2

[メイン] 百夜 優一郎 : 12dx2+2 【精神】判定 (12DX2+2) > 10[1,1,1,3,3,4,5,5,6,8,9,9]+10[2,6,7,7,7,7,8,9,9]+10[1,2,3,3,3,4,4,5,10]+10[1,2,2,2,4,5,6,10]+10[1,4,5,6,10,10,10]+10[3,3,4,8,9,9]+10[2,2,6,7,9,9]+10[2,3,6,8,8,9]+10[1,5,5,7,9,9]+10[1,1,5,8,10]+10[8,9,10]+10[1,2,6]+10[3,5]+10[8,9]+10[7,8]+10[1,3]+10[7]+10[3]+10[9]+1[1]+2 > 193

[メイン] GM : すんげェ~~~~~~!!!

[メイン] GM : 進行度脅威の+21

[メイン] 百夜 優一郎 : しゃあっ!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 15 → 36

[メイン] 百夜 優一郎 : 7回振っていいんだな!

[メイン] GM : ああ。

[メイン] 百夜 優一郎 : 14d10 おらあ! (14D10) > 84[7,7,5,8,5,8,9,7,5,5,2,4,7,5] > 84

[メイン] 百夜 優一郎 : おわァアアアアアアアアアアアアア~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ポイント : 0 → 84

[メイン] GM : あっ……

[メイン] 百夜 優一郎 : なぁ、ブックエンド

[メイン] 百夜 優一郎 : 人間ってよ

[メイン] 百夜 優一郎 : ズルしちゃ

[メイン] 百夜 優一郎 : ダメになるんだな…

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : しゃあ!!やり直し許可ぁあ!!!

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ポイント : 84 → 0

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 1回目 (2D10) > 7[2,5] > 7

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+7 2回目 (2D10+7) > 14[8,6]+7 > 21

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+21 3回目 (2D10+21) > 10[3,7]+21 > 31

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+31 4回目 (2D10+31) > 5[3,2]+31 > 36

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+36 5回目 (2D10+36) > 3[2,1]+36 > 39

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+39 6回目 (2D10+39) > 5[3,2]+39 > 44

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10+44 7回目 (2D10+44) > 5[1,4]+44 > 49

[メイン] 百夜 優一郎 : なんかすげぇ、下振れた

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ポイント : 0 → 49

[メイン] 百夜 優一郎 : まぁいいだろう

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] GM : 進行度が20、30それぞれ達成したので

[メイン] GM : 1d6 イベントチャート (1D6) > 3

[メイン] GM : 3;全員の次の手番での達成値が+3される。

[メイン] GM : 良かったなァ…!

[メイン] GM : 1d6 イベントチャート (1D6) > 1

[メイン] GM : 1:全員が次に振れるダイスが2個減少する。

[メイン] GM : 良くなかったなァ…!

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 次、クリス

[メイン] 雪音クリス : ……もう、ヤケというか。
乗らないと寧ろ大人気ないって流れだよな…!!

[メイン] 雪音クリス : カスタマイズxコンセントレイト

[メイン] 雪音クリス : 2dx7+3 (2DX7+3) > 10[2,7]+10[9]+3[3]+3 > 26

[メイン] ”ゼロワン” : 進行度+4だよ~!

[メイン] 雪音クリス : ヨシ!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 36 → 40

[メイン] ”ゼロワン” : ポイントダイスは1回振れるよ~!

[メイン] 雪音クリス : 2d10 いけー! (2D10) > 8[4,4] > 8

[メイン] system : [ 雪音クリス ] ポイント : 0 → 8

[メイン] ”ゼロワン” : いい感じだね!

[メイン] ”ゼロワン” : そして進行度が40になったので~

[メイン] ”ゼロワン” : 1d10 イベントチャートだ~! (1D10) > 9

[メイン] ”ゼロワン” : 1d6 🌈 (1D6) > 5

[メイン] ”ゼロワン” : 5:全員の侵蝕率が2D10点上昇する。

[メイン] 百夜 優一郎 : ダイス増えるからまぁいいだろう

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 (2D10) > 6[5,1] > 6

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 75 → 81

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 16[10,6] > 16

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 68 → 84

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率B : 1 → 2

[メイン] 雪音クリス : 75+2d10 (75+2D10) > 75+18[9,9] > 93

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 75 → 93

[メイン] GM :  

[メイン] GM : そしてイニシアチブ挟んでクリンナッププロセス

[メイン] シロ : ん!

[メイン] シロ : 《加速する刻》

[メイン] シロ :  

[メイン] シロ : 《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》+《援護の風》+《ウィンドブレス》

[メイン] シロ : 判定:肉体

[メイン] シロ : (3+5+5-2)dx7+9+3+3 (11DX7+15) > 10[3,4,4,4,4,5,6,7,8,9,10]+10[3,5,7,7]+10[8,10]+10[6,9]+10[8]+2[2]+15 > 67

[メイン] シロ : えーと、進行度+8!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 40 → 48

[メイン] GM : ダイスは二つ

[メイン] シロ : 2d10 ポイント (2D10) > 14[6,8] > 14

[メイン] system : [ シロ ] ポイント : 25 → 39

[メイン] シロ : 2d10 (2D10) > 14[7,7] > 14

[メイン] system : [ シロ ] ポイント : 39 → 53

[メイン] シロ :


[メイン] シロ :  

[メイン] ”ゼロワン” : 次のターン!

[メイン] ”ゼロワン” : 2ターン目だよ~!舞台は中盤!

[メイン] ”ゼロワン” : それじゃ~、どーん!

[メイン] ”ゼロワン” : 1d100 ハプニング (1D100) > 91

[メイン] ”ゼロワン” : 81~99 大規模な暴動に巻き込まれる。ゲームは止まらないが、あなたは傷を負ってしまう。すべてのPCはHPを2D10点失う。

[メイン] ”ゼロワン” : こわい

[メイン] 百夜 優一郎 : なんでだよ!!!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 (2D10) > 10[5,5] > 10

[メイン] アストルフォ : こわい

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] HP : 27 → 17

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 7[2,5] > 7

[メイン] system : [ アストルフォ ] HP : 25 → 18

[メイン] 雪音クリス : 2d10 (2D10) > 5[1,4] > 5

[メイン] system : [ 雪音クリス ] HP : 25 → 20

[メイン] 雪音クリス : 「…オイ、コレジュマンジみてえな呪いのゲームじゃねえだろうな」

[メイン] アストルフォ : 「まさか暴動が起こるなんてね~」

[メイン] ”ゼロワン” : 「ふふ、でもまだまだ勝負は始まったばっかりだよ?
 それに私たちは非番だから、遊ぶことだけ考えてればいいの~!
 怪我もまだ治ってないんだから!」

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] シロ : 《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》+《援護の風》+《ウィンドブレス》判定:肉体

[メイン] シロ : (3+5+5)dx7+9 (13DX7+9) > 10[1,1,2,3,4,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,3,3,7,7,8]+10[4,6,7]+1[1]+9 > 40

[メイン] シロ : 今回は進行度……5

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 48 → 53

[メイン] シロ : ダイスは………

[メイン] シロ : 振る!!

[メイン] シロ : 2d10 (2D10) > 15[9,6] > 15

[メイン] シロ : おわあああああああああああああ~~~~~~!!!!!!

[メイン] system : [ シロ ] ポイント : 53 → 68

[メイン] ”ゼロワン” : 🌈

[メイン] ”ゼロワン” : さーて、イベントチャート!

[メイン] ”ゼロワン” : 1d6 (1D6) > 5

[メイン] ”ゼロワン” : 5:全員の侵蝕率が2D10点上昇する。

[メイン] 百夜 優一郎 : なんでだよ!!!!!!!!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 (2D10) > 8[1,7] > 8

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 81 → 89

[メイン] アストルフォ : 84+2d10 (84+2D10) > 84+12[2,10] > 96

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 84 → 96

[メイン] 雪音クリス : 93+2d10 オイオイオイ (93+2D10) > 93+8[1,7] > 101

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 93 → 101

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] ”ゼロワン” : 次はアストルフォくん!

[メイン] アストルフォ : はーい!

[メイン] アストルフォ : 《オリジン:レジェンド》《援護の風》《ウインドブレス》

[メイン] アストルフォ : 判定:精神

[メイン] アストルフォ : (3+2+5-4)dx+2+9+3 【精神】 (6DX10+14) > 9[2,3,3,5,9,9]+14 > 23

[メイン] ”ゼロワン” : 進行度+3!

[メイン] アストルフォ : 《妖精の手》!

[メイン] GM :

[メイン] アストルフォ : 1dx+24 (1DX10+24) > 5[5]+24 > 29

[メイン] アストルフォ : 変わらぬ…

[メイン] GM : 悲しいだろ

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 53 → 56

[メイン] 百夜 優一郎 :  

[メイン] 百夜 優一郎 : 行くぜ行くぜ行くぜ!

[メイン] ”ゼロワン” : すとーーっぷ!

[メイン] 百夜 優一郎 :

[メイン] 百夜 優一郎 : 🌈

[メイン] ”ゼロワン” : まだアストルフォくん振ってないよ~!

[メイン] アストルフォ : 🌈

[メイン] ”ゼロワン” : 🌈

[メイン] 雪音クリス : 🌈

[メイン] アストルフォ : 2d10 なんか上振れろ! (2D10) > 16[6,10] > 16

[メイン] system : [ アストルフォ ] 財産P : 6 → 22

[メイン] アストルフォ : 🌈

[メイン] 雪音クリス : 🌈

[メイン] ”ゼロワン” : 🌈

[メイン] 百夜 優一郎 : 🌈

[メイン] system : [ アストルフォ ] ポイント : 25 → 41

[メイン] 百夜 優一郎 : 今度こそ、やるぜ!!!!

[メイン] ”ゼロワン” : かもん!

[メイン] 百夜 優一郎 : 11dx7+3 【精神】判定《無形の影》《コンセ》《背徳の理》《極限暴走》 (11DX7+3) > 10[1,2,5,5,5,6,7,7,8,9,10]+10[3,3,4,8,9]+10[1,7]+5[5]+3 > 38

[メイン] 百夜 優一郎 : 進行度は+4だな!

[メイン] ”ゼロワン” : おっけ!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 56 → 60

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 おらあ! (2D10) > 12[5,7] > 12

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] ポイント : 49 → 61

[メイン] 百夜 優一郎 : くくく…!

[メイン] GM :


[メイン] ”ゼロワン” : 1d6 イベントチャート (1D6) > 5

[メイン] ”ゼロワン” : こればっかでてる!

[メイン] ”ゼロワン” : 5:全員の侵蝕率が2D10点上昇する。

[メイン] 百夜 優一郎 : はあ!?

[メイン] 百夜 優一郎 : 2d10 (2D10) > 13[10,3] > 13

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 89 → 102

[メイン] アストルフォ : 96+2d10 (96+2D10) > 96+5[4,1] > 101

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 96 → 101

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率B : 2 → 3

[メイン] 雪音クリス : 101+2d10  (101+2D10) > 101+17[10,7] > 118

[メイン] system : [ 雪音クリス ] 侵蝕率 : 101 → 118

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 最後、クリス

[メイン] 雪音クリス : カスタマイズ+コンセントレイト

[メイン] 雪音クリス : 7dx7 (7DX7) > 10[1,4,5,5,6,8,8]+10[2,7]+5[5] > 25

[メイン] GM : 進行度+3!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 60 → 63

[メイン] ”ゼロワン” : 1回ポイントダイス振れるよ!

[メイン] 雪音クリス : 2d10 いけー! (2D10) > 7[4,3] > 7

[メイン] system : [ 雪音クリス ] ポイント : 8 → 15

[メイン] GM :  

[メイン] ”ゼロワン” : 泣いても笑ってもこれがラスト!

[メイン] ”ゼロワン” : それじゃあきばってこ~!

[メイン] ”ゼロワン” : 1d100 ハプニング (1D100) > 8

[メイン] ”ゼロワン” : 00~20 集中力が乱されてしまう。レネゲイドが励起され、難易度8の意思判定に失敗すると侵蝕率を+1D10する。

[メイン] ”ゼロワン” : 侵蝕率上がり過ぎでしょ!

[メイン] ”ゼロワン” : どぞ~!

[メイン] 百夜 優一郎 : (5+2)dx>=8 〈意志〉 (7DX10>=8) > 7[3,5,5,6,6,7,7] > 7 > 失敗

[メイン] アストルフォ : (3+3)dx+1>=8 〈意志〉 (6DX10+1>=8) > 6[2,4,4,4,5,6]+1 > 7 > 失敗

[メイン] 百夜 優一郎 : なんでだよ!

[メイン] 百夜 優一郎 : あ、いや!意志技能1持ってるからセーフだ!!

[メイン] アストルフォ : 101+1d10 (101+1D10) > 101+9[9] > 110

[メイン] system : [ アストルフォ ] 侵蝕率 : 101 → 110

[メイン] 雪音クリス : 2dx+1 (2DX10+1) > 10[3,10]+9[9]+1 > 20

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] ”ゼロワン” : シロちゃんのターン!

[メイン] シロ : …………待機

[メイン] ”ゼロワン” : はぁい!

[メイン] ”ゼロワン” :  

[メイン] ”ゼロワン” : アストルフォくん、どーぞ!

[メイン] アストルフォ : 《オリジン:レジェンド》《援護の風》《ウインドブレス》《妖精の手》《妖精の輪》

[メイン] アストルフォ : 判定:精神

[メイン] アストルフォ : (3+3+5)dx+4+12 【精神】 (11DX10+16) > 10[1,1,2,2,2,3,7,9,9,9,10]+1[1]+16 > 27

[メイン] ”ゼロワン” : 進行度+3だね~

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 63 → 66

[メイン] アストルフォ : 手と輪を使ってるので~~~

[メイン] アストルフォ : 1dx+36 (1DX10+36) > 8[8]+36 > 44

[メイン] アストルフォ : 1dx+46 (1DX10+46) > 10[10]+4[4]+46 > 60

[メイン] アストルフォ :

[メイン] ”ゼロワン” : !!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : すげぇ!

[メイン] ”ゼロワン” : ではなく────進行度+7!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 66 → 70

[メイン] ”ゼロワン” : 2回振れるよ~!すごいすごい!

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 6[5,1] > 6

[メイン] system : [ アストルフォ ] ポイント : 41 → 47

[メイン] アストルフォ : 2d10 (2D10) > 13[10,3] > 13

[メイン] system : [ アストルフォ ] ポイント : 47 → 60

[メイン] アストルフォ : うーん惜しかった…

[メイン] 百夜 優一郎 : フッ!

[メイン] ”ゼロワン” : おC~!

[メイン] 百夜 優一郎 : はっはっはっは!どうやらこの勝負!俺の勝ちのようだぜーー!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 待機!

[メイン] ”ゼロワン” : 最後!クリスちゃん!

[メイン] 雪音クリス : 前回と同じなので以下略っと!

[メイン] 雪音クリス : 7dx7 (7DX7) > 10[3,7,7,7,10,10,10]+10[4,5,5,8,8,10]+5[3,4,5] > 25

[メイン] ”ゼロワン” : 進行度+3だね~!

[メイン] system : [ GM ] 進行度 : 70 → 73

[メイン] GM : 最後に2d10振れることを教える

[メイン] 雪音クリス : 2d10 (2D10) > 10[8,2] > 10

[メイン] system : [ 雪音クリス ] ポイント : 15 → 25

[メイン] GM :  

[メイン] ”ゼロワン” : しゅう~~~~りょ~~~!!

[メイン] ”ゼロワン” : はーい!ここまで合計しちゃうよー!

[メイン] ”ゼロワン” : 最後に÷3をして、各自のポイントを言っていってね!

[メイン] 百夜 優一郎 : c61/3 c(61/3) > 20

[メイン] 雪音クリス : 8だな

[メイン] シロ : C68/3 c(68/3) > 22

[メイン] アストルフォ : c60/3 c(60/3) > 20

[メイン] 百夜 優一郎 : 20だぜ!
……ん?端数切捨て……ん!?

[メイン] 百夜 優一郎 : 21に近いのって……

[メイン] ”ゼロワン” : ふっふっふ!気づいたね!

[メイン] ”ゼロワン” : そう!

[メイン] ”ゼロワン” : この場合、二人いるね!

[メイン] 百夜 優一郎 : いや……三人だ!

[メイン] ”ゼロワン” :

[メイン] シロ : 私……ってこと?

[メイン] 百夜 優一郎 : シロも……22だから、21に近い……!!

[メイン] シロ : !!!!

[メイン] ”ゼロワン” : おーっと~~!!

[メイン] ”ゼロワン” : なんと、ここにきて3人優勝だ~~~!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : 宴だぁ~~~~~~~~~~~~~~!!!

[メイン] 雪音クリス : 宴だ〜

[メイン] アストルフォ : 宴だ~~~~~~~!!!!

[メイン] ”ゼロワン” : 宴だぁ~~~~~~~~~~~~!!!

[メイン] 百夜 優一郎 : (俺の独走勝ちだと思って浮かれてたから、少し恥ずかしそうに顔を赤くしてる)

[メイン] シロ : う、宴だぁー……!

[メイン] ”ゼロワン” : かわいい!

[メイン] アストルフォ : かわいいw

[メイン] 百夜 優一郎 : う、うるせぇえ~~~!!!!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] ”ゼロワン” : 「────ということで、お疲れ様~!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「いやぁ~!おもしれぇなこれ!」

[メイン] ”ゼロワン” : ぱちぱちぱち!と拍手をしながら4人の健闘を祝いつつ。

[メイン] 百夜 優一郎 : ははは!と笑いながら、トランプをテーブルに投げ
ソファに深く腰掛けるように座る。

[メイン] アストルフォ : 「いえーい!優勝だぁ~!」

[メイン] 雪音クリス : 「お疲れ……」

[メイン] 百夜 優一郎 : ちゃっかり"日常"への想いで、侵蝕率も下げていたりする
優一郎。メモリーの力は偉大なのだ。

[メイン] system : [ 百夜 優一郎 ] 侵蝕率 : 102 → 92

[メイン] 雪音クリス : 何故かわからないが、どうにも疲れた…

[メイン] 百夜 優一郎 : 「いえ~~い!優勝だ~~~!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「というわけで……最下位のクリスにはよぉ~
 罰ゲームが必要なんじゃねぇかぁ~~~~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : "日常"を謳歌し、すっかり生意気なオスガキモードがオンになる優一郎。
これでもかってくらいに調子づいており、脚を組んでいる。

[メイン] 雪音クリス : 「……ハァ!?」

[メイン] シロ : 「……罰ゲーム……!?」
面白そう……!という目で、きらきらと輝かせており。

[メイン] アストルフォ : 「なるほど…罰ゲームかぁ~~」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「ここは……リーダー!やったれやったれ!」

[メイン] 百夜 優一郎 : はっはっは!と、子どもっぽく、悪ノリ全開で笑いながら。

[メイン] 雪音クリス : 「お前ら、全員勝ったからって…!」

[メイン] アストルフォ : 「そうだねぇ~~」

[メイン] シロ : 「やっ、やっちゃえ~!アストルフォ~!」

[メイン] シロ : 日常を知らないはずのRBだが、4人に囲まれて楽しそうに笑っている。

[メイン] アストルフォ : 「罰ゲームになるかわからないけど、ボクはバニー服着たクリスをもっと見たいなぁ」

[メイン] アストルフォ : 「せっかく似合ってたんだし!もったいない!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「だとよ!じゃあしばらく……そうだな
 1週間バニー生活ってのはどうだぁ~~?」

[メイン] 百夜 優一郎 : ははははは!!と腹を抱え、笑いながら。

[メイン] 雪音クリス : 「に、似合ってるとかんな事簡単に言ってくれるんじゃねえ!!」

[メイン] 雪音クリス : 「大体、あんな格好。進んでしてたら痴女だろ…!?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「いーじゃんいーじゃん!バニーガール可愛いよ~?」

[メイン] ”ゼロワン” : と、自分からバニースーツを着る痴女。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「うぇ~~~い!バニー!バニー!」
手拍子しながら、悪ノリさらに濃厚に。

[メイン] 百夜 優一郎 : 他人事なので、とても心から楽しんでいる。

[メイン] シロ : 「…………?」

[メイン] シロ : 「クリスがもしバニーを着たら、優一郎だけ……一人ぼっち?」
こてん、と首を傾げて。

[メイン] アストルフォ : 「あっほんとだ! それは可哀そうだね」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「………は?」

[メイン] 百夜 優一郎 : きょとんとしながら、一瞬思考がストップする。

[メイン] アストルフォ : 「みんなで着よう!バニー服!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「え?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「わっ!」

[メイン] 雪音クリス : 「ハハ、ハハハハ……」

[メイン] ”ゼロワン” : 「いいじゃん!優一郎くんのも可愛かったよ~!」

[メイン] 雪音クリス : 乾いた笑いを浮かべている

[メイン] 百夜 優一郎 : 「なっ…………!?」

[メイン] 百夜 優一郎 : 口をパクパクとさせながら、顔を赤くし
言葉にできないような表情をしながら。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「……き、今日はお疲れさんでしたーーーーーー!!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : ダンッ!と立ち上がり、部屋を退室しようと、駆け出す。

[メイン] 雪音クリス : 「逃すかっ!!」

[メイン] アストルフォ : 「待てーー! バニー服着るまで逃がさないぞ~!」

[メイン] 雪音クリス : 便乗して逃げ出す為か、追っていったのに別方向に走り出したが…

[メイン] アストルフォ : 完全に目的を見失って優一郎を追いかける

[メイン] 百夜 優一郎 : 「おわァァアアアア~~~~~~~~~~~~~~っ!?!?!」

[メイン] 雪音クリス : 「早い…!?」

[メイン] ”ゼロワン” : 「待て待て~~~!!」

[メイン] ”ゼロワン” : クリス、優一郎の前に立ちはだかり。

[メイン] ”ゼロワン” : もう突進してくる二人を、ゼロワンの体で止める。

[メイン] 百夜 優一郎 : 「むごぉっ!?」

[メイン] シロ : 「わ……わわわっ……!?」
周りのドタバタに、目まぐるしく目を回しながらも。

[メイン] ”ゼロワン” : つっかまえた~!と、優一郎をキャッチしつつ。

[メイン] シロ : 「……ねえ、アストルフォ!
 こんなにみんなが楽しそうなのは……”自由”だからなの?」

[メイン] シロ : こてんと、首を傾げながらも。

[メイン] 雪音クリス : 「くっ……殺せ!!」

[メイン] 百夜 優一郎 : 「殺せ!!」
シロがアストルフォに尋ねている間、画面端でバニーにさせられている。

[メイン] アストルフォ : 「そうだよ! これが自由っ!!
 いいものでしょ?」

[メイン] アストルフォ : ニッコリ笑いながらそう返し

[メイン] 雪音クリス : 「……!!!」
バニースーツを顔を真っ赤にして纏っている

[メイン] 百夜 優一郎 :
                    \
      バニーはもうコリゴリだぁああ!!
                    /

悲痛な悲鳴が聞こえる。

[メイン] アストルフォ : 「これが、愛すべきボクたちの日常。
 みんなが自由に暮らせることが、きっと幸せなのさ。」

[メイン] シロ : 「……これが、日常……なんだ!」

[メイン] アストルフォ : 「……まあ、バニー服はちょっと非日常かもだけど
 これはこれで楽しいからヨシ!」

[メイン] シロ : ぎゅっと胸の前で手を握り、その"幸せ"を噛み締めるように。

[メイン] シロ : 「……ふふっ、そうかも」

[メイン] シロ : 思わずくすりと笑いながらも。

[メイン] シロ : 「私も……アストルフォと一緒に……日常、過ごしたい……!」

[メイン] シロ : そう、少女は……決意の瞳を────自由の英雄へと向けた。

[メイン] アストルフォ : 「いいね! ボクも、シロと一緒にもっといろんなことをしたい!」

[メイン] アストルフォ : 「だから、これからも一緒に服を買ったり食べ物を食べたりゲームをしたり…
 …とにかく、いっぱい楽しもう!」

[メイン] アストルフォ : 「約束!」

[メイン] アストルフォ : ニカっと笑いかけて、そう言った

[メイン] シロ : その笑顔に、少女は────

[メイン] シロ :

[メイン] シロ : ・ロイス取得
アストルフォ 〇自由/未知
「うん、約束!」

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM :